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【さきたま杯】交流重賞6勝のラヴェリータが主役

交流重賞7勝目を目指すラヴェリータ(写真は11年2月2日に大井競馬場で行なわれたTCK女王盃時に撮影)

 6月1日、浦和競馬場のメインレースとして、古馬によって争われる交流重賞・第15回さきたま杯(GII・ダ1400m)が、行なわれる。過去2年の覇者・スマートファルコンが回避したことで新たなチャンピオンが誕生するこのレースの展望をお届けしたい。  このメンバー構成なら、交流重賞6勝、前走のGI・かしわ記念でも「2強」と言われたフリオーソ・エスポワールシチーの間に割って入ってみせたラヴェリータが、堂々の主役と言っていいだろう。前走後はひと息入れられたが、20日に中間初時計を出すと、最終追い切りとなった28日には栗東・ポリトラックで5F62秒4-1F11秒4(強め)という実戦並みの時計を単走でマーク。その動きは好調時のままで、力を出し切れるデキと判断して良さそうだ。  相手筆頭も、ラヴェリータと同じく牝馬で、笠松競馬所属のラブミーチャンか。交流重賞の兵庫ゴールドT、かきつばた記念で連続3着に善戦しており、久々をひと叩きされて状態が上がってきた今回は、このメンバーなら通用しても不思議ではないだろう。  2走前の東京スプリントで交流重賞2勝目を挙げているセレスハントも、中間は入念に乗り込まれ、しっかり仕上げてきた。前走後はすぐに時計を出し始め、栗東・ポリトラックと坂路を併用して中間5本の時計を計時。目立って速い時計は出していないが、素軽い走りを見せている。3着のラブミーチャンに大きく離され、人気を下回る4着に敗れた前走のかきつばた記念からの巻き返しがありそうだ。  同型の逃げ馬よりスタートで前に出られれば、大井競馬所属のジーエスライカーもおもしろい存在となりそう。前走の東京スプリントでは勝ったセイクリムズンと0秒3差で粘り、交流重賞の舞台でも通用する力を持っていることを証明しただけに、自分の形で競馬ができれば見せ場を作ることもできるのではないか。  他にも、中央から参戦するダイショウジェットスーニ、浦和コースに勝ち星がある大井のフジノウェーブ、船橋のナイキマドリードなどダークホースが多数おり、目の離せない一戦となりそうだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金【エンプレス杯】ラヴェリータが中央4頭による接戦を制す!【TCK女王盃】ラヴェリータが交流重賞5勝目ジーエスライカーに騎乗する坂井英光騎手公式ブログ「英光の架橋」はこちら
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