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【安田記念】充実一途 人馬ともに初GI勝ち狙うストロングリターン

石橋脩騎手を背にラストしっかり伸びたストロングリターン。勢いそのままにGI獲りなるか

美浦 南W 良 G前追う 67.8-51.3-37.2-12.5  準オープン勝ち後の昇級緒戦がメンバー揃ったGII・京王杯SC。楽ではない条件だったが、ストロングリターンはメンバー最速の上がり脚を繰り出し、重賞初勝利を成し遂げた。自分のペースに持ち込んでいたシルポートを、ゴール前きっちり差し切ってのハナ差勝ち。着差以上に強さを感じさせた前走の内容から考えれば、勢いそのままのGI初参戦初制覇があっても驚けない。  充実一途だ。「力はありましたが、心身のバランスが取れるようになったのが大きい。追い込み一辺倒ではなくある程度出していっても折り合いに苦労しなくなりました。休養を挟んで悪いところもなくなりましたし、ワンランク上の馬になった感じですね。以前は使った後なかなか疲れが抜けなかったんですが、ここに来て回復が早くなり、体力アップも確かです」と、担当の橋本助手は愛馬の成長ぶりに目を細める。  橋本助手が強調するように激走の反動はほとんどない。日曜追い(5月29日)では馬なりで美浦ウッド5F69秒3と馬場(不良)を考えれば上々のタイムをマークするなど、大一番へ順調な調整過程を踏んでいる。    迎えた本日2日の最終追いでは本番でも手綱を取る石橋脩騎手が跨り、美浦ウッドで単走。序盤から軽快に進むと、終いの仕掛けにも機敏に反応。ラスト1F12秒5の切れ味を見せゴール板を駆け抜けた。フットワークは柔軟そのもの。叩き3戦目でデキは最高潮と言っていいだろう。 「やっと、馬が完成されてきた感じ。前走の疲れもないし、今回もいい状態で出走できると思いますよ。GIということで外国馬含めメンバーは強くなりますが、この馬も脚質に幅が出てきてひと皮剥けたところ。楽しみは大きいし、自信はもちろんありますよ」と、管理する堀師は初挑戦となるGIに向けてなんら臆するところはない様子。  前走急遽のテン乗り(内田博幸騎手負傷のため)ながら、この馬を重賞初勝利に導いたのは石橋脩騎手だ。ここまでGIには9回挑戦したが、07年スプリンターズSの5着(タマモホットプレイ)が最高。GI奪取へ、過去最高のチャンスが到来したと言えよう。ケイ古を終えた同騎手は「ある程度負荷をかけてやりましたが、反応は良かったですね」と、好感触を語る。「こういう馬でGIに乗れるのはなかなかないチャンス。スタートさえしっかり出れば、いい競馬をしてくれるはず」と前向きな言葉で締めくくっていた。ここでビッグタイトルを手にして、更なるブレイクのきっかけにしたい。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします【京王杯SC】僅差差し切った! ストロングリターン重賞初勝利!!
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