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【安田記念】外国馬2頭プロフィール

昨年末に、エーシンフォワードも参戦した香港マイルを制したビューティーフラッシュが、2年連続で安田記念に参戦(写真は昨年の安田記念時に撮影)

 春のマイル王決定戦!! 6月5日、東京競馬場で行われる『アジアマイルチャレンジ最終戦』第61回安田記念(GI、芝1600m)のレースまであと4日に迫ってきた。今年の外国勢は香港から2頭が参戦を予定している。 ■出走予定馬プロフィール サムザップ(セン7、香港・C・ファウンズ) 父Shinko King 母Regelle(母の父:Exploding Prospect) 通算28戦6勝、2着6回、3着5回、主な戦績:2010年Sha Tin Trophy(香GIII)1着、2009年クイーンエリザベスII世C(国際GI)3着、同年Hong Kong Classic Mile(香GI)1着  父は1997年高松宮記念を制したシンコウキングという血統のサムザップ。同馬は24日(火)に成田空港に到着し、同日千葉県白井の競馬学校へ移動した。輸入検疫を受けた後、30日(月)に東京競馬場へ移動している。  ファウンズ調教師「地元の競馬では前残りが続いてしまいましたが、いつも上がりは最速か2番目を使っている。安田記念はハイペースになることが多いですから、この馬に展開が向きそうです。左回りも平気ですし、雨が降っても対応可能ですよ」 ◇トレーナー&ジョッキー:プロフィール キャスパー・ファウンズ調教師  1967年8月12日生まれ、43歳。2003年に調教師免許を取得。リーディングトレーナー争いでは毎年上位に名を連ね、06/07─08/09シーズンにリーディングトレーナーを獲得。昨シーズンは66勝を挙げてリーディング2位となり、今年も5月21日現在で49勝を挙げてリーディング4位につけている。父は名調教師のローレンス・ファウンズ。父のもとで厩舎をサポートし、免許を取得後はザデュークで06年香港マイルを制覇。同馬で07年の安田記念に遠征し、昨秋のセントウルS・スプリンターズSにはシンガポールのクリスフライヤーインターナショナルスプリントを制したグリーンバーディーで参戦。今回で5度目の来日となる。 プレット・プレブル騎手  1977年9月23日生まれ、33歳。出身地のオーストラリアを中心に活躍するも、その後ニュージーランド、マレーシア、シンガポールへ活躍の場を広げる。04/05シーズンから本格的に香港での騎乗を開始すると、同シーズンに37勝を挙げてリーディング8位となり、翌シーズンから昨シーズンまで5シーズン連続でリーディング2位に善戦。昨シーズンはホワイト騎手をわずか1勝差まで追い詰めている。06年安田記念をブリッシュラックとのコンビで制しており、サイトウィナーとのコンビで参戦した09年安田記念以来、8度目の来日となる。 ビューティーフラッシュ(セン6、香港・A・クルーズ) 父Golan 母Wychwood Rose(母の父:Voiksraad) 通算23戦10勝、2着1回、3着3回、主な戦績:2011年Queen’s Silver Jubilee Cup(香港GI)1着、同年Steward’s Cup(香港GI)1着、2010年キャセイパシフィック香港マイル(国際GI)1着、同年Hong Kong Classic Mile(香港GI)1着  昨年の安田記念(11着)に続き、2年連続の挑戦となるビューティーフラッシュ。同馬はサムザップと同様に24日(火)に成田空港に到着し、同日千葉県白井の競馬学校へ移動した。輸入検疫を受けた後、30日(月)に東京競馬場へ移動している。  キンワイ・チョン調教助手「来日後はリラックスして調整ができており、最終追い切り前にはクルーズ調教師も来日する予定です。香港とは逆の左回りですが、2度目の来日ですからこなしてくれるでしょう」 ◇トレーナー&ジョッキー:プロフィール アンソニー・クルーズ調教師  1956年12月24日生まれ、54歳。香港で74/75シーズンから見習騎手として騎乗を開始すると、96年に騎手を引退するまで6度のリーディングを獲得。ホワイト騎手に次ぐ歴代2位となる通算946勝を挙げた。現役時代には1986年、1987年のジャパンCに出走を果たし、WSJSにも1992年、1995年の2度参戦。1987年のジャパンCにはトリプティクとのコンビで参戦し、本番は不利もあって4着に敗れたが、当時前哨戦だった富士Sを圧勝しており、それが日本での唯一の勝利となっている。調教師に転身後は99/00シーズンに57勝を挙げて初のリーディングを獲得すると、04/05シーズンには年間の半分となる7つのGIを制し、年間91勝とこれまで87勝だった最多勝記録を塗り替え、2度目のリーディングを獲得した。今シーズンも5月21日現在で63勝を挙げており、リーディングトップを独走中だ。日本へ管理馬を送り込むのは今回が8度目で、これまで05年スプリンターズSをサイレントウィットネスで、06年安田記念をブリッシュラックで制している。 ウェイチョン・マーウィング騎手  1970年4月14日生まれ、41歳。90年代は出身地の南アフリカを拠点に活躍し、99/00シーズンから本格的に香港での騎乗を開始。昨シーズンまでに通算265勝を挙げており、フェアリーキングプローンとのコンビで01年チェアマンズスプリントプライズ、オリンピックエクスプレスとのコンビで02年香港クラシックマイル、同年香港ダービー、同年香港マイルなどを制している。今シーズンは5月21日現在で28勝を挙げ、香港リーディング9位。インディジェナスとのコンビで01年ジャパンCに参戦して以来、3度目の来日となる。 ★【世界の競馬】今年は超本気! 安田記念に出走の香港馬に注目【名馬列伝】怪物オグリが最も真価を発揮したレース/90年安田記念その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック!
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