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【エプソムC】有力馬1週前追い切りレポート

前走で初重賞勝ち果たした勢いでV2なるか、セイクリッドバレー

 春の府中開催オーラスを飾る、第28回エプソムC(GIII、芝1800m)が今週末日曜日、東京競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! セイクリッドバレー 前走の新潟大賞典で重賞初制覇。得意の左回りコースで2つ目のタイトルを狙う。この中間は緩めることなく、坂路での調整は入念だ。1日の美浦坂路調教ではテンから軽快に進み、追われてからも鋭い反応からスッと伸びる好内容を見せた。時計は4F51秒6-1F12秒1(一杯)。走りには気迫が満ち溢れており、引き続きいい状態だろう。最終追いは流す程度で大丈夫そう。 ダンツホウテイ そのセイクリッドバレーを3月の大阪城Sで撃破。今回と同じ条件となる前走メイSを勝利するなど、ここへ来ての充実ぶりが目覚しく、ここで重賞初制覇があってもいい。前走から間隔詰まっているが、1日に栗東ウッドコースで15-15ペースながらさっそく時計を出すなど、目だった疲れはなさそうだ。落ち着きがあり、トモのあたりの肉付きは更に増してきた。心身ともに進境あるのは確実。使い詰めだが、前走よりも状態は上向きか。 ダークシャドウ 前走は1000万条件を勝った直後の別定GII挑戦だったが、メンバー最速の上がり脚を繰り出しレコード決着にハナ差の2着。重賞タイトルをいつ手にしてもいい地力の持ち主であることは疑いようがない。大幅に減らした馬体回復を図ってこの中間は楽をさせた期間もあったが、乗り込み再開後の動きは上々だ。2日は美浦ポリトラックコースで単走。終始楽な手応えを保った内容だったが、ラストは自ら闘志を見せ矢のような伸びを見せた。やればいくらでも弾けそうな雰囲気があり、ひと息入った影響はなさそう。馬体の張りもいい。東京では3戦3勝、安田記念でワンツーを果たした厩舎の勢いも無視できない。 アニメイトバイオ 前走ヴィクトリアマイルが半年ぶりの出走。馬体は24キロ増で、スタートもモッサリしたもの。それでも直線はいい雰囲気で伸びてきており、アパパネに0秒4差(7着)と健闘した。久々を叩かれての大幅前進は見込んで良さそう。1日は美浦ウッドコースで併せ馬となったが、ガツンと行くこともなく終始リラックスした走り。直線でも相手に合わせるような余裕があり、楽々同入を果たした。確実に上昇している。久々の牡馬相手、斤量はセイクリッドやダンツらと同じ56キロと、ここも楽ではない条件になるが上積み分でカバーできそう。 マッハヴェロシティ 休み明けの前走・新潟大賞典では一瞬の切れ味でセイクリッドバレーに屈したが、改めて左巧者であるところをアピールした。久々だった一戦を叩かれ、気配は順当に良化。1日は美浦坂路で追われ13秒4-12秒9-12秒0-エラー(強め)のラップで走破。終いは気合いを入れられ鋭く伸びており、12秒を少し切るぐらいだろう。あとひと追いで万全のデキに仕上がってきそうだ。 アロマカフェ 入念な仕上げで臨んだ前走新潟大賞典が12着。陣営が首を捻る不可解な惨敗となったが、使った後も状態そのものは悪くなく、巻き返しは考えておきたい。1日は美浦坂路で追われ、4F52秒7-1F12秒1(強め)をマーク。仕掛けられての反応は鋭く、若干ながらだが良化気配は感じられた。 ハンソデバンド 昨年の日本ダービー以来、ここが1年ぶりのレース。脚部不安は癒え、帰厩後は美浦坂路で順調に乗り込まれている。5月18日、25日と4Fで51秒台を連発するなど追われるごとの良化は確実。1日は終い重点に追われ4F52秒4-1F11秒8と抜群の切れ味を披露した。馬体にはさすがに余裕があるが、気配面は問題なく整っている。あとは実戦勘がどうかだけだろう。 リリエンタール 前走でトップハンデを背負いながら勝利し、オープン入り。3日に美浦坂路で流されたが、上々の気配で登坂しており中1週でも力は出せそうだ。前走で見せた走り、そして父モンジューからも相当な重巧者であるのは間違いない。季節柄、馬場悪化の一戦となる可能性は十分。その際の一発には警戒が必要だろう。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金水・木は【エプソムC】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【エプソムC】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!【新潟大賞典】セイクリッドバレー&丸山騎手が重賞初制覇【メイS】伏兵ダンツホウテイが先行策から勝利アロマカフェを管理する小島太厩舎・小島良太助手ブログはコチラ!!
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