おしらせ
【土曜東京8R/東京ジャンプS】唯一の重賞ウィナー・ランヘランバが主役
フルゲート14頭が顔を揃え、東京3300mで争われるJGIII・東京ジャンプS。3週間後に中山競馬場で、震災の影響で延期となっていた中山グランドジャンプが行なわれることになり、ますます注目を集めることになった一戦の展望をお届けする。 一番の注目は、昨年、小倉サマージャンプ、京都ジャンプSと重賞2連勝を飾ったランヘランバだろう。3カ月ぶりの実戦となった前走は惜しくも2着に敗れたが、連続連対は8に伸ばし、五十嵐騎手に乗り替わってからはパーフェクト連対を続けている。今月に入ってから急ピッチで調整が進められ、中間3本の時計をマーク。前走を叩いて状態が上がってきており、堂々の主役となりそうだ。 2番手以下は大混戦模様だが、7カ月の休養明けで今回と同じ東京コースで行なわれた障害オープンを快勝してきたタイカーリアンが一歩抜けているか。中間は栗東のポリトラックとウッドコースを併用し入念に乗り込まれており、実戦をひと叩きした上積みも顕著に表れている。重賞で掲示板に載った実績もあり、展開次第で重賞タイトルに手が届く可能性までありそうだ。 安定度では上位といっていい、牝馬のトキノナスティアを取り上げたい。近3戦は障害オープンで3、3、2着に入線し、3戦ともに勝ち馬と0秒2差以内の僅差に善戦している。前走から中2週になるが、2日、6日と主戦の浜野谷騎手が騎乗してしっかり時計を出しており、状態に不安はないといって良さそうだ。 長距離輸送と、初の東京コースさえ克服できれば、未勝利・オープンと連勝中のヒカリアライブもおもしろい存在。先月半ばから1カ月近くかけて入念に乗り込まれ、黒岩騎手が騎乗して栗東のCウッドコースで追われた最終追い切りで5F64秒4(馬なり)の好時計をマークしたように、好調を持続している。2着に7馬身、5馬身と決定的な差をつけて連勝してきているだけに、相手強化でも通用して不思議ではないだろう。 今回と同じ東京コースで行なわれた未勝利戦で、2着に2秒4もの大差をつけて圧勝したバトルブリディンスが、再度の東上で重賞タイトル獲得を狙う。1カ月半のレース間隔があった割に中間の追い切り本数が少ないのはやや気がかりだが、障害転向後は一度も掲示板を外していないように底を見せていない。自分の力を出し切れれば、この相手でも通用していいのではないか。 他にも、前走JGIIで3着しているアペリティフ、前走で上記タイカーリアンの2着に善戦しているビーアウェイク、年明け早々に障害オープンを連勝しているプライドイズハート、平地を叩いて挑むタカラボスなど一発を狙う伏兵陣も層が厚く、来月に組まれた大一番に向けて、大注目の一戦となりそうだ。 ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★【京都ジャンプS】ランヘランバが5馬身差で重賞V2!! ★【小倉サマーJ】ランヘランバが重賞初制覇!
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