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【セントジェームズパレスS】悔しさ滲ませるデムーロ騎手と矢作調教師

セントジェームズパレスSに向かう直前のグランプリボスと陣営

 快晴の空の下、ロイヤルアスコット開催初日が幕を開けた。第1レースから3レース連続でGIが組まれるこの日の番組。第3レースが3歳牡馬によるセントジェームズパレスS。日本のグランプリボスが出走したレースだ。  昼前に馬場を歩いたミルコ・デムーロ騎手が「まったく問題ない」と笑顔をみせつつパドックに現れた。矢作調教師と談笑した後、グランプリボスに跨る。その後は白い歯をみせることなく、馬場へ入って行った。  スタンドをみせるようにゆっくりと返し馬へ移り、スタートを待った。ゲートが開くと真っ先にスタート。フランケルのペースメイカーが行くと、2番手で競馬を進めた。 「ここまでは理想的な展開だと思った」と矢作調教師は後に語っている。  しかし、そこからフランケルが進出してくると、話が違ってきた。 「上がってきたフランケルについていこうとしたけど、全く反応してくれなかった」とミルコ・デムーロ騎手。その様子を見守った矢作調教師も首を傾げることしかできなかった。  直線、抜け出したフランケルとは対照的にグランプリボスは下がる一方。最後は一杯になったフランケルだが、それでも先頭をキープしてゴールした。しかし、グランプリボスは最後までエンジンがかかることなく、デムーロ騎手も早々に抑え、ブービーでのゴールとなった。  矢作調教師は「肉体面はできていたが、精神面でリラックスし過ぎていたのかもしれない」と言い、デムーロ騎手も同調するように「レース後も息が乱れていなかった。なぜか分からないが真剣に走らなかったのだと思う」と語った。(平松さとし) ★セントジェームズパレスS特集はコチラ ★矢作調教師の独占取材を動画で公開!!PCはコチラ携帯はコチラ【セントジェームズパレスS】怪物フランケルが辛くも7連勝グランプリボスを管理する矢作調教師の公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」はコチラ!
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