おしらせ
【関東オークス】重賞2勝リアライズノユメが中心も、実力拮抗の激戦模様
15日、川崎競馬場のメインレースとして、3歳牝馬によって争われる交流重賞・第47回関東オークス(GII・ダ2100m)が、行なわれる。南関7頭、他地区3頭、中央4頭で争われるこの一戦の展望をお届けする。 2歳時に交流重賞2勝、GI・全日本2歳優駿でも2着に善戦している中央のリアライズノユメが、牝馬同士なら上位の存在。久々の復帰戦となった兵庫チャンピオンシップは6着に敗れたが、中間は3日、8日と栗東・坂路で一杯に追われて4F51秒8をマークしているように、ひと叩きされての良化が顕著に出ている。2100mの距離は大きな克服課題となりそうだが、力を出し切れれば上位争いできそうだ。 初ダートとなった前走の兵庫チャンピオンシップで4着に善戦したマルモセーラも、ダート慣れが見込める今回はさらに前進がありそう。中間は距離延長を意識してか、あまり強い追い切りは行なわれていないが、順調に実戦をこなしてきているだけに、仕上がりに問題はない。過去にこのレースを2勝している武豊騎手が引き続き騎乗するのも、大きなプラスになるだろう。 今回が初ダートとなるピュアオパールは、1200mで2勝しているようにダートよりも2100mの距離の方が心配だ。それでも、得意とする単騎逃げの形に持ち込めそうなメンバー構成になったのは大きな救い。1800mのスイートピーSでは得意の形に持ち込んだことで4着に粘れたように、再度自分の競馬ができれば面白い存在になれるのではないか。 カラフルデイズも、ダートではすべて掲示板を確保しているように底を見せていない。前走の昇竜Sは5着に敗れたが、勝ち馬は次走のユニコーンSを快勝しており、ユニコーンSで4着に善戦したタイセイファントムには先着を果たしている。前走からレース間隔は詰まっているが、9日の最終追い切りには岩田騎手が自ら跨って栗東・CWで一杯に追われ、6F82秒2-1F11秒7をマークしているように仕上がりは上々。この馬の場合は、経験自体が1400mまでしかないだけに、岩田騎手がどう乗るのか、注目が集まる。 南関勢で人気を集めるのは東京プリンセス賞からの転戦組となるが、その一戦を勝ってきたマニエリスムが、打倒中央馬の先頭を切る存在となりそう。1800mの距離で結果を出していることは今年のメンバーに入れば大きなアドバンテージとなるだけに、戸崎騎手の手綱捌き次第では、中央勢を一蹴する可能性も十分ありそうだ。 他地区から一頭挙げるなら、連勝中のマンボビーンか。昨年末に挑戦した東京2歳優駿牝馬では、先日、牡馬相手の東京ダービーを制して二冠馬となったクラーベセクレタには大きく離されたものの、2着馬には0秒5差しかつけられておらず、目下の充実度なら通用しても不思議ではない。この馬も1800mまでは克服しており、強敵相手でも期待が高まる。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【エーデルワイス賞】中央のリアライズノユメが重賞初制覇!! ★【兵庫ジュニアグランプリ・園田】リアライズノユメが重賞2連勝!!
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