おしらせ
【エプソムC】ダークシャドウが格の違い見せ付ける
12日、東京競馬場で行われたメインレース・第28回エプソムC(GIII、芝1800m)は、1番人気に推されたダークシャドウ(牡4、美浦・堀)が、人気に応えて2馬身半差の快勝。前走の大阪杯ではヒルノダムールの2着に大健闘。ここでは力が違うとばかりに直線で力強く抜け出し、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分47秒3。鞍上は福永騎手。 レースは好スタートを切ったダンツホウテイ(牡6、栗東・本田)が、内のハンソデバンド(牡4、美浦・尾形)を制してハナに立った。前半1000mが59秒6、平均的なペースでレースは進む。人気勢の位置取りは、ダークシャドウが好位の内々、3番人気アニメイトバイオ(牝4、美浦・牧)は中団から、2番人気セイクリッドバレー(牡5、美浦・高橋裕)は後方で脚を貯めている。 向正面、3コーナーに入る手前でアクシデント。セイクリッドバレーが躓き気味になり、鞍上の丸山騎手が手綱を引き、後方2番手までいったん下げるロスが生じてしまう。 最後の直線、内々で懸命にダンツホウテイが粘っているが、その外からダークシャドウが一気に交わし去って先頭に立つ。好位、中位勢は最後のひと伸びを欠き、替わって大外からエーブチェアマン(牡4、美浦・清水利)、さらにセイクリッドバレーが脚を伸ばし、内からはキャプテンベガ(牡8、栗東・松田博)が渋太く差を詰めてくる。 しかし、残り100mでセーフティリードを保ったダークシャドウ。そのまま後続との差を保ったままゴールイン、2着にはエーブチェアマンが入線した。また長い写真判定となった3着争いは、内キャプテンベガを外セイクリッドバレーがハナだけ交わして入線。セイクリッドバレーにとっては、中盤のロスが悔やまれる敗戦となった。 なお配当は単勝240円、馬連1,820円、馬単2,520円、3連複2,910円、3連単13,000円。勝ったダークシャドウは、父ダンスインザダーク、母マチカネハツシマダという血統。また同馬を管理する堀調教師は、先週の安田記念に続き2週連続での重賞制覇となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【UMAJINグランプリ】報知・牧野が◎ダークシャドウから3連単的中で6万5000P獲得 ★【産経大阪杯】ヒルノダムールが待望の重賞初制覇!! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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