[6日注目新馬戦結果]【東京5R】トーセンカンビーナの全弟トーセンリョウが高額馬対決を制す／【阪神6R】GI級9勝エスポワールシチーの半弟・テーオードレフォンが1番人気でV　など

■【東京5R・メイクデビュー東京・芝2000m】
先行集団に5、6頭が固まった形でレースが始まると、2番人気トーセンリョウ（牡2、美浦・加藤征）はハナを取ったウインルシファーの後ろを選択。内を立ち回って迎えた直線では、前にいたウインルシファーとローズナイトシチーの間を割って鋭い脚を繰り出し勝利を収めた。勝ちタイムは2分3秒2（良）で、鞍上は和田竜騎手。2馬身半差の2着は後方からレースを進め、最後は外から勢いよく伸びてきた1番人気ダノンギャラクシー、2着と半馬身差の3着は逃げ馬に並ぶように2番手を追走し渋太く脚を使った5番人気ローズナイトシチー。

▽【トーセンリョウ】
父ディープインパクト
母カンビーナ
母父Hawk Wing
※母は米GI・アメリカンオークスなど重賞3勝。全兄に阪神大賞典2着のトーセンカンビーナ。
「Weekly POG」指名者：71名

■【阪神5R・メイクデビュー阪神・芝1800m】
新馬戦らしくレースは前半1000mの通過が65秒4というスローペースで展開。道中2番手で進めた1番人気エンタングルメント（牝2、栗東・昆）が4角で逃げ馬を交わして先頭に立つと直線での追い比べを制し、デビュー戦を勝利で飾った。勝ちタイムは1分52秒2（良）で、鞍上は横山典騎手。半馬身差の2着はイン好位の位置で脚を溜め、直線でも内ラチ沿いを通って脚を伸ばした3番人気レアルタッド、2着と3/4馬身差の3着はスローペースの逃げを打ち最後盛り返す脚を見せた6番人気モズネズコ。

▽【エンタングルメント】
父Shamardal
母Regency Romance
母父Diktat
※半姉アガソニアは独GIII2着。いとこに仏・伊でGI2勝のラヴァロックなど。
「Weekly POG」指名者：90名

■【阪神6R・メイクデビュー阪神・ダート1800m】
最内枠から好発を切った1番人気のテーオードレフォン（牡2、栗東・梅田）がハナを奪いにいこうとするところに、2番人気のワンダーキサラも先手を主張。ワンダーキサラに執拗に競りかけられながら先頭を進んだテーオードレフォンだが、直線に入るとギアを上げて後続を引き離し、逃げ切りでデビュー勝利を収めた。勝ちタイムは1分55秒8（良）。鞍上は岩田望騎手。2馬身半差の2着は直線で失速しかけるも、ゴール前で再び盛り返したワンダーキサラ。2着に1馬身3/4差の3着は先行く2頭を見ながら3番手を進んだ4番人気のサハラ。

▽【テーオードレフォン】
父ドレフォン
母エミネントシチー
母父ブライアンズタイム
※半兄に2009年JCダートや2010年フェブラリーSなどGI級9勝のエスポワールシチーや2020年レパードS2着のミヤジコクオウなど。
「Weekly POG」指名者：125名
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（Text:Funaki、Hiraishi、Hattori）

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