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おしらせ

【今週の新馬戦・注目馬】重賞2勝デニムアンドルビーの全弟や亜GI馬を母に持つドゥラメンテ産駒などがデビュー

■11月6日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝2000m)でダノンギャラクシー(牡2、美浦・国枝)が初陣を迎える。全姉にフローラSなど重賞を2勝、ジャパンCや宝塚記念で2着の実績のあるデニムアンドルビーや皐月賞5着のキタノコマンドールがいる良血馬だ。10月初旬に入厩すると、カレンブーケドール、ボスジラ、オウケンムーンといった厩舎の先輩オープン馬との併せ馬を消化。最終追い切りでも美浦ウッドコースでしっかりと追われた。態勢は万全。国枝厩舎&C.ルメール騎手の黄金コンビがデビュー勝ちを狙う。

【ダノンギャラクシー】
父ディープインパクト
母ベネンシアドール
母父キングカメハメハ

■11月6日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1300m)で、サカエショウ(牡2、美浦・大竹)が石橋騎手を背にデビューする。母タピルージュはJRAのダートで2勝、叔父にセントウルSなど重賞3勝のダッシャーゴーゴーやダート短距離を中心にJRA6勝を挙げたダッシャーワンがいる血統だ。先週の新馬戦を除外となり、仕切り直しとなる今週のレース。先週の時点である程度仕上がっていたため、今週の仕上がりはソフトなものとなったが、馬なりで余裕を持って駆けることができていた。態勢は整っているとみて問題なさそうだ。

【サカエショウ】
父ダイワメジャー
母タピルージュ
母父ワイルドラッシュ

■11月6日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1800m)で、レアルタッド(牡2、栗東・高橋康)が初戦に挑む。父は産駒エフフォーリアが先週の天皇賞・秋を制したエピファネイア。「エピファネイア×ディープインパクト」という配合は菊花賞でオーソクレース、ディヴァインラヴが2着、3着。芝の長丁場向きの配合といえる。母系を見るとゴールドアリュール、ペルシアンナイトなどGI馬の名前も見える血統背景。底力溢れる母系からニュースターの誕生を期待したい。鞍上は幸騎手。

【レアルタッド】
父エピファネイア
母アルアマーナ
母父ディープインパクト

■11月6日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1800m)で、ブルックレット(牝2、栗東・北出)が幸騎手を背に初出走を迎える。父はダートで一時代を築いたホッコータルマエ、叔父にはアルゼンチン共和国杯2着やダイヤモンドS3着など長距離重賞で活躍したメイショウカドマツなどがいる。先週までの調教ではピリッとしたところがあまりなかったが、最終追い切りでは栗東坂路で4F51秒8-1F12秒4(強め)という好時計をマーク。走れる態勢は整ったようだ。

【ブルックレット】
父ホッコータルマエ
母メイショウブルック
母父ディープスカイ

■11月7日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)で、グレアファンタス(牡2、美浦・高橋文)が岩田康騎手を背に初戦に挑む。母は中央で4勝、祖母はドイツオークスの勝ち馬。この2歳世代が初年度産駒で、さっそく重賞勝ち馬を送り出したドレフォンが父という血統背景だ。成長優先ということか、攻めではまだそこまで強い負荷で攻められていないものの、今週のウッドコース追いではラストでまずまずの伸びを示した。競馬センスは高そうだ。

【グレアファンタス】
父ドレフォン
母ペルレンケッテ
母父ディープインパクト

■11月7日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1800m)で、ベストフィーリング(牡2、美浦・手塚)が横山武騎手の手綱で初陣を迎える。父は初年度産駒からクラシックウイナーを送り出し、セカンドクロップとなる現2歳世代でも現在JRAリーディングトップを走るドゥラメンテ。母フィールザレースはアルゼンチンのGI・エストレジャス大賞スプリント(芝1000m)の勝ち馬だ。夏にゲート試験を合格し、10月上旬からデビュー戦に向けて本格的に追われている。先週は新馬相手ながら、3馬身差を追い付き楽に併入。この時点でほぼ仕上がっており、いい状態で本番に臨めそう。

【ベストフィーリング】
父ドゥラメンテ
母フィールザレース
母父Orpen

■11月7日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)で、ラコンタール(牡2、美浦・国枝)がデビューする。父はロードカナロア、曾祖母は牝馬クラシック2冠を制し、母としてもアドマイヤベガらGI馬を送り出した名牝ベガで、伯母には桜花賞など重賞4勝を挙げたハープスター。国枝厩舎所属でオーナーは金子真人HDと、否応にも出世を予感させるブランドホースだ。先週のウッドで3F37秒2-1F11秒6という水準以上の時計を馬なりでマーク。今週の攻めでも終い重点でメリハリの効いた動きを見せており、状態面で不安は感じられない。鞍上はこの馬と同じ国枝厩舎×金子真人HDのアカイトリノムスメを秋華賞勝ちに導いた戸崎騎手が務める。

【ラコンタール】
父ロードカナロア
母リュラ
母父ステイゴールド

■11月7日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1200m)で、外国産馬クロデメニル(牝2、栗東・森)がデビューする。オーナーはサイバーエージェントグループを率い、今年から馬主として本格参入している藤田晋氏。父は北米GIを3勝したプラティカルジョークで、これは藤田晋氏が所有しひと足早く勝利を挙げたデュガと同じだ。ここまで時間を掛けてじっくり乗り込まれており、ひと追いごとに着実に前進。今週は坂路ラスト2Fを12秒4-12秒2(馬なり)でまとめている。力を出せる態勢だろう。鞍上はデュガと同様、武豊騎手が務める。

【クロデメニル】
父Practical Joke
母Valiant Emilia
母父Pegasus Wind

■11月7日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝2000m)で、サトノノヴァ(牡2、栗東・池江)がデビューする。父はこの2歳世代がファーストクロップとなるサトノアラジン。半姉にフラワーCでの2着があるシーズララバイ、いとこにクイーンズリング(エリザベス女王杯など重賞4勝)という牝系の出身だ。当初は早い時期のデビューを念頭に調整されていたが、体調面を考慮しいったん放牧。10月の再帰厩後は坂路とコースを併用し、順調に来ている。体調や脚元の不安はもう完全に払拭されたと考えていいだろう。今週は芝コースで、同じく日曜阪神5Rでデビューするディープインパクト産駒ダノンブリザード(牡2、栗東・池江)らと最終スパーリング。手応えで見劣ったが、時計そのものは上々で、力を出せる態勢だろう。ダノンブリザードは母が北米で重賞2勝。稽古では古馬相手に豪快な動きを連発しており、攻め気配は申し分ない。鞍上はサトノノヴァが泉谷騎手、ダノンブリザードが坂井騎手。

【サトノノヴァ】
父サトノアラジン
母シースプレイ
母父ハーツクライ

【ダノンブリザード】
父ディープインパクト
母コンクエストハーラネイト
母父Harlan’s Holiday

■11月7日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1200m)で、メイショウグラニー(牝2、栗東・藤岡)が藤岡康騎手のエスコートでデビュー戦を迎える。母は千直戦での3勝を挙げるなど、スピードを武器に中央6勝を挙げたプリンセスムーン。先週坂路でみっちり追われたのが実質の最終追いで、今週は藤岡康騎手が反応を確認する程度で大丈夫だった。時計は平凡だが、鞍上がしっかり手の内に入れており、いい折り合いを披露。上々の仕上がりと言える。

【メイショウグラニー】
父ロードカナロア
母プリンセスムーン
母父アドマイヤムーン

■11月7日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)で、タマモサウルス(牡2、栗東・南井)がデビュー戦に挑む。父はクロフネ。伯父にタマモホットプレイ(スワンS勝ちなど重賞2勝)、タマモナイスプレイ(中央7勝)、タマモベストプレイ(きさらぎ賞勝ち)の兄弟がおり、短いところがいかにも良さそうな血筋だ。稽古ではまだ追われてズブい面があるものの、ここまで負荷の強い併せ馬を数多く消化。体質はかなり強いタイプのようだ。実戦での走りに注目。鞍上は西村淳騎手。

【タマモサウルス】
父クロフネ
母タマモホットポット
母父キンシャサノキセキ

(Text:Nishimura/Hiraishi)
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