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【地方競馬】[JBC2歳優駿]混戦模様 中央勢の主役はトゥザヴィクトリーの近親アイスジャイアントか
11月3日、門別競馬場でダートグレード競走・JBC2歳優駿が開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は3000万円。
■門別5R・JBC2歳優駿(JpnIII、ダ1800m) 15時40分発走
1枠1番 グレイテストワーク(牡2、北海道・角川秀) 桑村真
2枠2番 アイスジャイアント(牡2、美浦・高柳瑞) 三浦
3枠3番 エンリル (牡2、北海道・角川秀) 宮崎光
3枠4番 ナッジ (牡2、北海道・田中正) 阪野学
4枠5番 コマノカモン (牡2、美浦・伊藤圭) 田辺
4枠6番 スピーディキック (牝2、北海道・石本孝) 岩橋勇
5枠7番 ワカミヤプレスト (牡2、美浦・稲垣) 勝浦
5枠8番 リコーヴィクター (牡2、北海道・川島雅) 笹川翼
6枠9番 モーニングショー (牡2、北海道・角川秀) 阿部龍
6枠10番 オディロン (牡2、栗東・浜田) 池添
7枠11番 ファーガス (牡2、北海道・田中正) 落合玄
7枠12番 サーティファイド (牡2、栗東・鮫島) 川又
8枠13番 シャルフジン (牡2、北海道・田中淳) 服部茂
8枠14番 ダイナソー (牡2、北海道・田中正) 松井伸
アイスジャイアント(牡2、美浦・高柳瑞)は、父がダンカークで、母がクイーン賞3着のアイスドール。トゥザヴィクトリーと同牝系で一族にはサイレントディール、オウケンビリーヴ、トリップなどのダート活躍馬がいる。デビュー戦は途中からハナに立ったヘラルドバローズを競り落とし、2歳コースレコードタイとなる1分52秒9の好時計で勝利。中央勢で時計面でから最も強調できるのはこの馬だろう。キャリアの浅さは気になるものの、血統や時計面からは通用しそうだ。
ナッジ(牡2、北海道・田中正)は、重賞サンライズCを含め現在3連勝中。抜け出す際の脚が速く、前走はシャルフジン、リコーヴィクター、モーニングショーらの栄冠賞組を問題にしなかった。一気の4連勝でダートグレード競走にまで手が届くかもしれない。
ワカミヤプレスト(牡2、美浦・稲垣)は、3戦目で未勝利を突破。マクリ気味に進出し、最後の直線ではインへ。そこから前2頭を差し切る味のある競馬だった。勝ちタイムの1分52秒7は同日の古馬1勝クラスで4着に相当するもので悪くはない。前がモツれる形になれば、この馬にも出番がある。
リコーヴィクター(牡2、北海道・川島雅)は、超ハイレベルだった栄冠賞の5着馬。距離を延ばしさらに競馬ぶりが良くなり、2走前のサッポロクラシックCを2歳コースレコードで制している。前走のサンライズCは位置取りの問題もありスムーズさを欠いてしまっただけに、真ん中の枠からどう捌いていくか鞍上の手腕が問われる。
モーニングショー(牡2、北海道・角川秀)は、出走馬がその後重賞を勝ちまくる栄冠賞の覇者。距離を延ばした近3戦はやや甘くなる場面が見られるものの、展開ひとつだろう。自分の競馬ができればここでも頑張れそうだ。
シャルフジン(牡2、北海道・田中淳)は、2走前のブリーダーズゴールドジュニアCで5馬身差の圧勝を飾った。ハナに立ったモーニングショーを早めに競り落とすと、後は突き放す一方で、この一戦の内容がとにかく強烈。前走に関しては目標にされてしまった分の差だろう。ハナ絶対のタイプではなく、番手からの競馬も可能で、外枠からスムーズな競馬ができれば勝ち負けに加わってくるはず。
(Text:Ito)
調教VTR|2021年 JBC2歳優駿 JpnIII|NAR公式 NAR公式チャンネル
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