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【今週の重賞】[アルゼンチン共和国杯]骨折明けのオーソリティ連覇なるか

■11月7日、東京競馬場で第59回・アルゼンチン共和国杯(GII、芝2500m)が開催される。今年は16頭がエントリー。

アンティシペイト(牡4、美浦・国枝)は、今回が初の重賞参戦。昨年8月の阿寒湖特別(2勝クラス)快勝後は菊花賞に参戦予定だったが、残念ながら除外になってしまった。その後3勝クラスで足踏みが続いたものの、ブリンカー装着2戦目だった前走では、大外から豪快に抜け出し待望のOP入り。以降はここ一本に絞られ順調に調整が進められてきた。ゲートに課題が残るものの、中長距離戦で長くいい脚を使えるのがこの馬の強み。GI2週連続Vの横山武騎手、10月の重賞で2勝を挙げる国枝厩舎と勢いもある。侮れない一頭だ。

オーソリティ(牡4、美浦・木村)は、昨年の優勝馬。当時は骨折明けで半年ぶりだったが、馬場の真ん中からきっちり抜け出し、重賞連勝を飾った。今回は奇しくも昨年と同じ骨折明けで半年ぶりのレースとなるが、テッポー駆けする気性、丹念に乗り込まれている調教過程から、マイナスに考える必要はなさそうだ。重賞で勝負強いC.ルメール騎手が跨るのも心強い材料で、あっさり連覇を決めても不思議ではない。

サトノソルタス(牡6、美浦・堀)は、秋初戦のオールカマーで6着。出遅れて後方からの競馬になり、4角で大外を回ったことを思えば最後はよく差を詰めている。3走前の新潟大賞典では、後の天皇賞・秋で健闘するサンレイポケット、ポタジェらと僅差の競馬を展開しているように重賞でもやれるだけの力は十分ある。前々で渋太さを活かす形になればチャンスはありそうだ。

フライライクバード(牡4、栗東・友道)は、全12戦中11戦で1番人気に推されている素質馬。ディープボンドを競り落とした昨年4月のアザレア賞の結果を思えば、OP入りするまで少し時間がかかってしまったが、アリストテレス、ヒートオンビートのような骨っぽい相手と戦ってきただけに、その力はOPでも通用するだろう。友道厩舎は今年芝2500m以上のレースで【2.4.1.8】連対率40%と高い数値をマーク。その友道厩舎が送り込んできた以上、いきなりの好走があっても驚けない。

ボスジラ(牡5、美浦・国枝)は、今回が5度目の重賞挑戦。過去重賞では8、9、6、9着とその壁に阻まれてきたが、この馬のスタミナと渋太さを活かす形に持ち込めれば、チャンスがあっていい。また、ダイヤモンドSを除いた東京での3戦はメンバー中上がり2位以内の脚を使えており、東京では意外と切れる。過去3度騎乗し【1.2.0.0】と相性のいい田辺騎手とのコンビにも注目したい。

(Text:Ito)

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