おしらせ
【日曜函館11R/五稜郭S】ブリッツェンの勢いに注目
今週日曜日、函館開幕2日目のメインレースとしてハンデ戦のオープン特別・五稜郭S(芝1800m)が行われる。 もっとも勢いがあるのはブリッツェンだろう。前々走の武庫川Sを勝ちオープン入りすると、昇級緒戦だった前走のダービー卿CTでいきなり重賞初制覇を果たすなど、ここへ来て一気に充実してきた。ひと息入ったが帰厩後の動きはキビキビとしたところを見せており、さっそく力は出せそうな雰囲気だ。2日に函館へ輸送済み。15日は函館のウッドコースで終い重点に追われ、5F62秒9-1F12秒5(G前追う)の好タイムをマークした。マイル以上を使われるのは久々になるが、すんなり自分の競馬に持ち込めそうなメンバー構成なだけに、なんなく克服しそう。過去札幌で2勝を挙げており、洋芝適性も問題なし。 昨年後半から奮わない走りが続いているが、得意コースのここで巻き返しを狙うのがメイショウクオリアだ。長期休養でじっくり立て直され、今月上旬に函館へ直接入厩。その後は順調に乗り込まれている。8日は函館のダートコースでハードな併せ馬を消化。このひと追いでグッと良化を果たした印象があり、16日の最終追いでは終いの仕掛けに鋭く反応してみせた。若干太め残りな印象はあるものの、気配そのものは整っている。 形の上では格上挑戦だが、リリエンタールの上位進出も考えたい。前走むらさき賞ではトップハンデを背負い、不良馬場のなか抜群の脚勢を見せ快勝。昨夏は札幌で勝ち鞍を挙げており、力の要る馬場は得意中の得意だ。今週函館入りし、16日に函館ウッドコースで追い切られたが杉原騎手を背に(レースは安藤勝騎手)馬なりでスムーズな脚捌きを披露。輸送を問題なくクリアし、一連の好調を保っていると見ていいだろう。 昨年、同時期同条件で行われた「函館競馬場グランドオープン記念」を制したマンハッタンスカイが今年も参戦。函館入りしてから順調に来ており、12日の追い切りではしっかり負荷をかけられ上々の伸びを披露した。長期休み明けを2回使われ着々と調子を上げてきている様子で、侮れない存在だ。 「函館競馬場グランドオープン記念」で2着だったホッカイカンティはここが半年ぶりのレースだが、入念過ぎるほどの乗り込みを積んでいる。8日、美浦ポリトラックコースでの調教が実質の本追い切りとなったが先行馬を追い、仕掛けられるとあっさり3馬身を果たす上々の内容を見せた。万全の仕上がりぶり。 牡馬相手に渋太い闘いを続けているコロンバスサークルはハンデ52キロと斤量に恵まれた印象だ。15日は函館ウッドコースで追われ、5F71秒3-1F13秒0(強め)をマーク。時計はいささか平凡だが、馬場の大外を回ったもので懸念視は不要だろう。輸送疲れはなく、いい意味での平行線にある。久々に函館参戦となる鞍上武豊騎手の手綱捌きにも注目したい。 ★【ダービー卿CT】ダービー卿男・柴田善に導かれ、ブリッツェンが重賞初制覇 ★コロンバスサークルを管理する小島太厩舎・小島良太助手の公式ブログ「馬なりぃ」はコチラ! ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?
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