おしらせ
【宝塚記念】母も愛した2200mでトゥザグローリー巻き返す!
栗東 CW 良 一杯 81.8-66.3-51.5-38.1-11.9 3走前の京都記念、2走前の日経賞を圧勝。その圧倒的なパフォーマンスから、前走の天皇賞・春では1番人気に推されたトゥザグローリーだったが、モマれて若さを出してしまい、折り合いを欠いて途中から先頭に立つというチグハグな競馬で、13着に大敗してしまった。距離短縮は大きなプラス、ここでの巻き返しに期待が掛かる。 前走後はここを目標に据え、ノーザンファームしがらきへ放牧。6月2日に栗東へ帰厩し、ここまで併せ馬中心のメニューを順調に消化してきた。16日の1週前追い切りには福永騎手が騎乗し、栗東Cウッドでフォゲッタブルとの併せ馬。長めから乗られたが、8F98秒7-1F11秒8(一杯)という時計でまとめ、併せたフォゲッタブルには先着を果たした。 迎えた本日の最終追い切りにも、福永騎手が騎乗。3馬身ほど先行するロリンザーユーザー(古馬準オープン)を追走、直線に入るとインに潜り込み、ゴール前での追い比べから1馬身の先着を果たした。しっかりと追われたラスト1Fは、数字通りの鋭い切れ味だ。 しかし、引き上げてきた福永騎手の表情は冴えない。「絶好調だった日経賞とかに比べると…」とトーンは上がらない様子。池江師も「暑さに弱い馬だから、今日はね。少し目の周りが黒くなってきている。週末は雨でも降って涼しい中でレースを迎えられればいいけど…」と、夏負けの兆候を口にしている。 それでも幸い、師が願うように週末は涼しい天候になりそうな予報。トゥザグローリー自身、阪神コースは3戦3勝、2200mも2戦2勝とこの条件は得意としている。また母トゥザヴィクトリーは現役時代、2回しか2200mを走ったことがないが、その2度目が初めてのGI制覇となった01年のエリザベス女王杯。巻き返しへの舞台は整っている。あとは、灼熱の週末にならないことを祈るばかりだ。 ★【日経賞】トゥザグローリーが2馬身1/2差を付け完勝 ★【京都記念】トゥザグローリーが池江郎師の花道飾る ★【宝塚記念】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【宝塚記念】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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