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【宝塚記念】有力馬1週前追い切りレポート

豪華メンバーが揃ったが編集部の注目馬は一昨年の覇者ドリームジャーニーだ(写真は09宝塚記念)

 ファン投票上位馬に出走権が与えられる、夏のグランプリ・宝塚記念(GI、芝2200m)が今週末日曜日、阪神競馬場で開催される。豪華メンバーが揃ったこの一戦に、出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ブエナビスタ 9万7429票を集め、堂々のファン投票第一位に選出されたブエナビスタ。ヴィクトリアMではアパパネの後塵を拝したが、ドバイからの帰国初戦としては上々の内容だった。昨年2着のリベンジとなるか注目だ。前走後は短期放牧に出されたが、帰厩してからは馬体をフックラ見せ気配は良好。15日にラフォルジュルネ(マーメイドSに出走)と併せた1週前追い切りでも、栗東Cウッドで6F85秒8-1F11秒5(G前追う)という時計をマークし同入を果たした。ユッタリとしていて落ち着きもあり、前走以上の状態で臨めそうだ。 ルーラーシップ 前走・金鯱賞は、出遅れながら着差以上に強い競馬。その勝ちっぷりから、ここではブエナビスタと1番人気を争いそうな気配だ。前走後もすぐに乗り出せたように、激走の反動も見られない。15日に栗東滞在中のプロヴィナージュ(マーメイドSに出走)と併せた1週前追い切りでも、Cウッドで7F98秒3-1F12秒1(馬なり)をマークして同入。馬体にもさらに重量感が出てきており、動きも良くなってきている。あとは約1年ぶりに同馬に騎乗する横山典騎手が、どうエスコートするかに注目。 トゥザグローリー 天皇賞・春では1番人気に推されたものの、折り合いを欠いての敗戦。距離短縮は大きなプラスで、ここでの巻き返しに期待が掛かる。16日には福永騎手が騎乗し、栗東Cウッドでフォゲッタブルとの併せ馬が行われた。長めから乗られたが、8F98秒7-1F11秒8(一杯)という時計でまとめ、併せたフォゲッタブルには先着を果たした。前走後いったん短期放牧に出され、まだ若干体つきに緩みが感じられるが、最終追い切りの1本で態勢は整いそうな雰囲気だ。 エイシンフラッシュ 菊花賞前の筋肉痛が尾を引き、昨秋は精彩を欠いていたダービー馬だが、天皇賞・春では惜しい2着と、ようやく復調してきた。この中間も毛ヅヤが冴え、筋肉も盛り上がり体全体に厚みを増している。新コンビ安藤勝騎手が2週前に引き続き、感触を確かめた15日の1週前追いでも、走り出すと闘志をむき出しにして僚馬を追い掛けた。時計もCウッドで6F70秒3-1F11秒7(G前追う)、オンとオフの切り替えがしっかりできている点も好調の証だ。安藤勝騎手との息もピッタリで、折り合いもスムーズ。力強さ溢れる動きで、ここにきてひと回りスケールアップした感すらある。 ローズキングダム トゥザグローリー同様、この馬も天皇賞・春では折り合いを欠いて惨敗。距離短縮のここで巻き返しをはかりたいところだ。新コンビ・ウィリアムズ騎手が騎乗して行われた15日の追い切りは、栗東坂路で4F53秒1-1F12秒6(一杯)の時計をマーク。併せたナイスミーチュー(古馬500万)に大差の先着を果たした。前走の疲れも解消され、精神面でユッタリとしている点にも好感が持てる。馬体も増え、バネの利いたフットワークにも素軽さが感じられた。ウィリアムズ騎手とも手が合いそうで、レースに行っての一変を期待させてくれる状態だ。 ドリームジャーニー 編集部のイチ推しは、一昨年の覇者であるこの馬。7歳になったが衰えは微塵も感じられない。4月の大阪杯以来になるが、放牧先でかなり乗り込まれていたようで馬体も引き締まっている。栗東に帰厩後も、膝の不安がなくなったため、コースで2週続けて追い切れている。低迷していた時期は坂路オンリーだったことを思えば、ここで変り身があっても驚けないだろう。16日にはCウッドで、池添騎手が跨り単走。時計も8F98秒9-1F11秒6(G前追う)で、終いはビッシリと追われ抜群の切れ味を披露した。叩きつけるような本来のピッチ走法が戻ってきている。弟オルフェーヴルはダービー馬に輝いたが、血の勢いも手伝って宝塚記念2勝目があるかもしれない。 ★いよいよオーラス! 記者のガチンコ予想バトル「UMAJINグランプリ」東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金水・木は【宝塚記念】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【宝塚記念】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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