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【帝王賞】スマートファルコン・エスポワールシチーの一騎打ちか

GI3勝目、そして重賞15勝目を目指すスマートファルコン(写真は昨年末の東京大賞典時に撮影)

 29日、大井競馬場のメインレースとして、南関4頭、中央4頭、他地区3頭の計11頭で争われる交流GI・第34回帝王賞(GI・ダ2000m)が、行なわれる。08、10年の覇者であるフリオーソは回避することとなってしまったものの、交流GIの覇者が5頭も揃ったこの一戦の展望をお届けしたい。  主役は、GI2勝を含む交流重賞4連勝中のスマートファルコンだ。4カ月ぶりの復帰戦となった前走のダイオライト記念だったが、2着に8馬身差をつける大楽勝。その後は短期放牧でひと息入れ、6月1日から6月を目一杯使って入念に乗り込まれてきた。26日の最終追い切りは、栗東・坂路で馬なりのまま4F50秒5という破格の時計をマーク。久々の前走より確実に状態は上で、さらに連勝を伸ばす可能性は非常に高いと考えて良さそうだ。  3連覇がかかった前走のかしわ記念はよもやの3着に終わったものの、GI5勝の実績は最上位のエスポワールシチーが相手筆頭だろう。この中間は、坂路・CWを併用して調整され、再三に渡って好時計をマーク。16日、22日には佐藤騎手が自ら騎乗して好感触を得ており、実績のないコース、距離さえ克服できればスマートファルコンを脅かす存在となりそうだ。  大井からは、6年連続の出走となるボンネビルレコードが参戦する。今年で9歳となり、08年日本テレビ盃を最後に2年9カ月勝ち星から遠ざかっているが、過去5年5.1.2.3.3着と好相性の一戦で、大復活劇を見せるのか注目だ。  船橋から参戦のマグニフィカは、昨夏のジャパンダートダービー以来、勝利に恵まれていない。しかも、13.11.9.5.7着と見せ場すら作れておらず、強力な中央勢が相手となる今回はさすがに厳しいか。  もう一頭のGIホースである中央のフィールドルージュは、2年5カ月の長期休養明けとなったアンタレスSはまさかの競走中止、次走の東海Sは出走取消と悪い流れが続いている。中間の調教を見ても本調子には今一歩で、完全復活はまだ先となりそうだ。  このメンバーなら、GIでの連対実績はないものの、ダートでは常に安定して走っているバーディバーディの方が上位争いに加わってくる可能性が高そうだ。前走のオアシスSから中1週半とレース間隔は詰まっているが、25日に栗東・坂路で4F52秒9を馬なりの手応えでマークしたように、好状態を保っている。年末年始の東京大賞典、フェブラリーSで連続3着と強豪相手にも善戦しており、最内枠からスムーズに力を出し切れれば、2強の次に来てもいいのではないか。 ★「TCK騎手サイン入りグッズ」プレゼント応募受付中東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金【ダイオライト記念(船橋)】断然人気スマートファルコンが圧勝かしわ記念(船橋)はエスポワールシチー快勝! これでGI5連勝! ジャパンダートダービー(大井)は船橋のマグニフィカが優勝 圧倒人気バーディは6着
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