【米子S】リディルが秋へ向け貴重な賞金加算に成功!

　3日、京都競馬場で行われたメインレース・米子S(オープン、芝1600m)は、小牧騎手騎乗の圧倒的1番人気リディル(牡4、栗東・橋口)が、力の違いを見せつけ3/4馬身差の快勝。前走・安田記念のリベンジを果たすと共に、秋の飛躍へ向け貴重な賞金加算に成功した。勝ちタイムは1分33秒3。 　好スタートを切ったリディル、向正面では押し出されるように先頭に立ってしまう。しかし小牧騎手が懸命になだめて下げると、その外からアンノルーチェ(牡6、栗東・田島良)がハナに立ってレースを引っ張った。 　そのままの隊列で3コーナーに入り、勝負は最後の直線へ。直線に入るとアンノルーチェを馬なりのまま捕らえたリディルが、早くも先頭に躍り出る。大外からスピリタス(セン6、栗東・岡田)が豪快に伸びてくるが、最後はリディルが3/4馬身しのぎ通算4勝目を挙げた。 　2着にスピリタスが入線し復調をうかがわせ、リディルと同じようなポジションからレースを進めたマイネルクラリティ(牡5、栗東・宮)が直線でリディルに交わされながらも渋太く3着に粘った。配当は単勝150円、馬連740円、馬単1,010円、3連複5,810円、3連単15,750円。 　勝ったリディルは父アグネスタキオン、母エリモピクシー(その父ダンシングブレーヴ)という血統。今年のPOGで半弟のクラレント(父ダンスインザダーク)が注目を集めている。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【谷川岳S】1番人気のリディルが1年半ぶりの勝利を挙げる ★【POGニュース】リディルそっくり／クラレント ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金

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