【メイクデビュー中山】後藤騎手が早くも新馬戦5勝目

　9日、中山競馬場で行われたメイクデビュー中山(芝1600m)は、後藤騎手が騎乗して単勝10.1倍の5番人気に支持されたピーエムデメテル(牝2、美浦・和田郎)が、道中は中団待機から直線で外に持ち出して抜け出し、2着以下に2馬身1/2差をつけて快勝した。勝ち時計は1分36秒1。 　父シンボリクリスエス×母ダンスインザムード、姉にダンスファンタジアがいる良血馬・サトノプレジデント(牡2、美浦・藤沢和)がスタートで大きく出遅れる波乱から始まったレースは、4番人気のサクラインフェルノ(牡2、美浦・奥平)が先手を主張し、2番人気のコスモソウタ(牡2、美浦・水野)が直後を追走。ピーエムデメテルは好位集団の後ろの5番手あたり、直後にヒシマーベラス(牝2、美浦・加藤和)がつけ、3番人気のメジャーアスリート(牡2、美浦・高木)は後方から徐々にポジションを上げながらレースを進めた。 　直線に入っても懸命にラチ沿いで粘るサクラインフェルノだったが、外から脚を伸ばしたメジャーアスリート、さらに外に持ち出したピーエムデメテルに捕まり、脚色が一杯に。そこからもうひと伸びしたピーエムデメテルが先頭に抜け出し、最後はメジャーアスリートに2馬身1/2差をつけてゴール。サクラインフェルノは、中団から脚を伸ばしたヒシマーベラスにも交わされて4位で入線したが、ヒシマーベラスが進路妨害を行ったという審議結果が出て、繰り上がりで3着となった。 　なお、人気のサトノプレジデントは、スタートでの遅れが響いたのか、見せ場なく8着に敗れている。 　配当は単勝1,010円、馬連2,000円、馬単5,200円、3連複6,180円、3連単42,500円。勝ったピーエムデメテルは父クロフネ、母ルミナスハッピー(母の父アグネスタキオン)という血統。騎乗した後藤騎手は、先週土日のメイクデビュー中山も勝っており、これで今世代の2歳新馬で早くも5勝目となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★豪華商品が貰える「UMAJIN-POG」エントリー受付中! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金

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