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【スパーキングレディーC】強力な中央4頭の争いか

このレースの3連覇、そして重賞7勝目を目指すラヴェリータ(写真はフリオーソの2着に善戦したかしわ記念時に撮影)

 6日、川崎競馬場のメインレースとして、南関4頭、中央4頭、他地区2頭の牝馬10頭で争われる交流重賞・第15回スパーキングレディーC(GIII・ダ1600m)が、行なわれる。このレース3連覇を狙うラヴェリータも出走を予定している注目の一戦を、占っていきたい。  やはり主役は、過去2年のこのレースを勝っている中央のラヴェリータだ。月1ペースで順調に使われているため中間の追い切り本数は多くないが、6月24日には栗東・CWで5F62秒4(G前追う)、7月2日には栗東・DPで5F63秒5(一杯)と2週続けて好タイムをマークしているように、いたって順調にきている。前走のさきたま杯は久々の1400m戦に戸惑い5着に敗れたが、2走前のかしわ記念では“2強”と評価されたフリオーソ、エスポワールシチーの間に食い込んで2着している。牝馬限定戦のここでは力上位なのは明白で、自分の走りができれば、おのずと結果がついてくるはずだ。  昨年のこのレースで2着に善戦しているのが、同じく中央のトーホウドルチェ。前走の栗東S制覇から2カ月近くレース間隔が空いたが、栗東・坂路で2週続けて幸騎手が騎乗して6月23日に4F51秒6(馬なり)、7月1日は4F50秒0(一杯)をマークしており、仕上がりに抜かりはない。マイル戦は昨年のこのレース以来となるが、重賞を制している距離でもあり、問題ないだろう。昨年はラヴェリータに3馬身差をつけられたが、果たして今年はどのような結果が出るだろうか。  ダートは無傷の4戦4勝、前走のユニコーンSで牡馬相手に重賞初制覇を飾った中央のアイアムアクトレスが3歳馬の筆頭格。前走が中1週と詰まったローテーションでの激走だったこともあり、この中間は、6月30日に栗東・CWで4F57秒2(馬なり)、7月3日に栗東・Bコースで4F52秒4(一杯)と2本の時計しか出しておらず、控え目な調整内容に終始している。大きく調子落ちしたようには見えないが、53キロの斤量を味方に、初の古馬相手でどこまでやれるか。  中央から参戦するもう一頭の3歳馬であるリアライズノユメは、兵庫チャンピオンシップ6着、関東オークス5着と、復帰後は苦戦が続いている。中2週での参戦ということで中間は一杯には追われていないが、栗東・坂路で6月29日に4F55秒1、7月3日に4F53秒7をともに馬なりの手応えでマークしているように、順調にきている。見た目にガラッと変わったところはないが、2歳時にはデビュー4戦目で初勝利を挙げ、そのままの勢いで3連勝したように、使いつつ走りが良化するのがこの馬の特徴。今回は今年3戦目、昨年末には交流GIの全日本2歳優駿で2着した舞台でもあり、復活が期待される。  地方勢は苦戦が予想されるが、1頭挙げるなら笠松のトウホクビジンか。前走から中4日と相変わらずのハードスケジュールになるが、4月8日の東海クラウンで35戦ぶりに勝利を挙げると、2走前の乗鞍短距離特別でも勝利し、前走のサマーCでは3着のカツヨトワイニング以下を7馬身引き離しての2着と、好調が続いている。中央4頭の次に来るのはこの馬か。 ★「TCK騎手サイン入りグッズ」プレゼント応募受付中東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金【エンプレス杯】ラヴェリータが中央4頭による接戦を制す!【栗東S】伏兵トーホウドルチェが2番手から抜け出し快勝【ユニコーンS】牝馬のアイアムアクトレスが牡馬を一蹴【兵庫ジュニアグランプリ・園田】リアライズノユメが重賞2連勝!!
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