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今週の2歳戦「ここが見どころ」

今週の注目はまず土曜中山5Rに出走するサトノプレジデント(牡、美浦・藤沢和)だろう。父シンボリクリスエス、母ダンスインザムードということで、この厩舎ゆかりの血統馬。重賞を勝ったダンスファンタジアの下という意味でも注目が集まる。稽古の動きからは身のこなしが良く、スピードもありそう。津曲助手も「初戦から勝ち負け」と期待している。横山典騎手が騎乗停止で急遽、田面木騎手が騎乗するが、気性的にも素直な馬なので問題はないだろう。陣営も初戦勝ちを狙っている。 京都では土曜5Rに注目。エイシンキンチェム(牝、栗東・高野)はブリーズアップセールにおいて牝馬最高額の2000万円で落札されており、セールでも動きの良さは目立っていた。高野師からも「セール出身だから仕上がりもいい。スピード、闘争心があるから初戦向き」とコメント。最終追い切りも古馬1000万クラスのキングスビレッジに先着しており、態勢は万全だ。また、このレースでは同じフジキセキ産駒のプレシャスペスカ(牝、栗東・角田)にも注目。「軽い走りをしていて芝向き。仕上がりもいいね」と角田師。今週は馬なりで軽めだが、1週前の29日には坂路で52秒9をマークしており、仕上がっていそう。 日曜京都5Rも角田厩舎の馬に注目。パトロネージュ(牡、栗東・角田)は自らセリで選んだ角田師が惚れ込む1頭だ。「併せると燃えるタイプ。前向きでいい気性をしている。皮膚が薄く凄く見映えのする馬体をしている。食いが良過ぎてなかなか絞れないが、パワーとスピードを兼ね備えているから初戦から楽しみな馬」と角田師は期待していた。 同6Rではマイネルアルティマ(牡、栗東・西園)をピックアップ。育成先の真歌トレーニングパークでは集団調教を先頭で引っ張るなど、最も動いていたうちの1頭だ。最終追い切りは坂路で一杯に追われ、54秒2。全体時計はさほどでもないが、ラストは12秒1と伸びは目立っていた。併走相手にも先着しており、態勢を整えている。 土曜函館5Rではディープ産駒のサトノヒーロー(牡、美浦・藤沢和)が注目されている。大江原助手からは「フットワークもいいし、頭もいい。高い素質を感じるので、楽しみにしている」と話が聞けた。名門厩舎が名手・武豊騎手を起用して送り込むだけに、レースぶりに期待したい。また、アニメイトバイオの全弟フォントルロイ(牡、栗東・村山)や週中のニュースでもお伝えしたマーティンスリープ(牝、栗東・沖)などにも注目だ。 また、未勝利戦では前走好内容だった、土曜京都1Rのストリートハンター(牡、栗東・角居)、土曜函館1Rのアイムユアーズ(牝、美浦・手塚)、日曜函館1Rのディアジーローズ(牝、美浦・田村)などに初勝利を期待したい。
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