おしらせ
【七夕賞】夏女イタリアンレッドが重賞初制覇
10日、中山競馬場で行われた第47回七夕賞(GIII、芝2000m)は、7番人気の伏兵・イタリアンレッド(牝5、栗東・石坂)が、スタート直後は後方5番手で待機するも、向正面から徐々に進出を開始すると、直線で大外からさらに脚を伸ばして快勝した。勝ちタイムは2分0秒5。 大方の予想ではキャプテントゥーレ(牡6、栗東・森)がペースを握ると思われたが、最内枠から好スタートを切ったエーシンジーライン(牡6、栗東・坂口)が押して押して先手を主張。キャプテントゥーレは2番手に控え、その直後をシャドウゲイト(牡9、美浦・石坂)が追走する形でレースが進む。道中は、各馬が早めの競馬を試みたことで、出入りの激しい展開に。先頭が入れ替わるシーンこそなかったが、2番手以下のプレッシャーが厳しくなり、馬群がひと固まりとなる形で勝負どころの3.4コーナーを迎えた。 直線に向くと、逃げたエーシンジーライン、2番手のキャプテントゥーレが一杯の手応えとなり、3番手からシャドウゲイトが抜け出す。だが、それも束の間、外から脚を伸ばしたイタリアンレッドが一気に先頭に抜け出し、一緒に脚を伸ばしたタッチミーノット(牡5、美浦・柴崎)の追撃をクビ差凌ぎ切った。なお、2着からさらに1馬身3/4差の3着には、中団から渋太く脚を伸ばしたアニメイトバイオ(牝4、美浦・牧)が入線している。 そして、1番人気に支持されたキャプテントゥーレは直線半ばで完全に脱落してしまい12着、条件戦を連勝して3番人気の高評価を得たマゼラン(牡6、栗東・角居)は中団追走も直線で伸びを欠き16着に大敗している。 配当は単勝1,770円、馬連3,950円、馬単11,100円、3連複13,120円、3連単84,620円。勝ったイタリアンレッドは父ネオユニヴァース、母バルドネキアという血統。昨夏に条件戦を3連勝して以来の勝利で、5度目の重賞挑戦で初のタイトル獲得となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【七夕賞追い切り】夏女イタリアンレッド 気配絶好! ★イタリアンレッドに騎乗した中舘英二騎手公式ブログ「逃稿日記」はこちら
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