おしらせ
【プロキオンS】伏兵シルクフォーチュンが豪脚一閃!
10日、京都競馬場で行われた第16回プロキオンS(GIII、ダ1400m)は、9番人気の伏兵シルクフォーチュン(牡5、栗東・藤沢則)が、道中は最後方を追走すると、直線で楽な手応えで馬群を割り、外から脚を伸ばして快勝した。勝ちタイムは1分22秒1、鞍上は藤岡康太騎手。 アーリーロブスト、トーホウオルビスとの先手争いを、内から制した1番人気ケイアイガーベラ(牝5、栗東・平田)がハナを奪う。アーリーロブストが2番手、トーホウオルビスが3番手、2番人気ナムラタイタン(牡5、栗東・大橋)は4番手という隊列。3番人気ダノンカモン(牡5、栗東・池江)は中団から、4番人気ワールドワイド(牡5、栗東・橋口)は後方5番手、そしてシルクフォーチュンが最後方から進んだ。 ケイアイガーベラが作り出したペースは、前半3ハロンが33秒9という芝レース級の速いペース。すでにガーベラ以外の先行勢は苦しくなり、追い込み決着の様相だ。ガーベラが先頭を保ったまま直線に入り3馬身、4馬身とリードを広げに掛かったが、そこにダノンカモンが襲いかかる。 しかしそれらを尻目に、シルクフォーチュンが豪脚を一閃。いつもの大外一気ではなく、この日は馬群を割る形で伸び、あっという間に2頭を交わしさってゴールイン。推定の上がり3ハロンは34秒9。次位のダノンカモンの上がりを1秒3も凌ぐ、まさにケタ違いの末脚で差し切ってみせた。 2着にはケイアイガーベラを交わしたダノンカモンが入線、ケイアイガーベラが3着。2番人気ナムラタイタンは6着、4番人気ワールドワイドは11着に沈んだ。配当は単勝4,480円、馬連12,450円、馬単34,190円、3連複8,560円、3連単117,300円。勝ったシルクフォーチュンは父ゴールドアリュール、母シルクエスペランサという血統。シルクフォーチュンにとっては、約8カ月ぶりの勝利が重賞初制覇。また1400mの勝利も初めてとなった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【カペラS】セイクリムズンが混戦を制し重賞初V!! ★【インタビュー】藤岡康太騎手に100の質問! ★藤岡康太騎手の所属事務所HPはインタビューが満載!!(外部サイト) ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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