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【アイビスSD】有力馬1週前追い切りレポート
日本の重賞競走のなかで、唯一直線1000mで争われるのが、今週末行われるアイビスSD。夏の新潟風物詩として定着してきているレースだ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ヘッドライナー 58キロを背負うが実績は断然。直線1000m戦は初めてになるがテンのスピードは一級品で、適性は高そうだ。CBC賞2着のあとも疲れは見せず、ここを目標に入念な調整が積まれている。1週前の6日には、栗東坂路で4F50秒2-1F11秒9(一杯)、この日の2番時計をマークした。弾むような動きを披露し、スピード感も増した印象だ。いい意味でスッキリとし、馬体の張り具合もいい。暑くなって心身両面で良化が感じられ、前走以上の状態で出走できそうだ。 エーシンヴァーゴウ 春の新潟で同じ舞台のルミエールSを快勝。ひと息入れられたが、さらに落ち着きが出てきた印象だ。10日には栗東のCウッドコースで追われ、馬なりのまま4F50秒6-1F12秒2という好時計をマークした。折り合いもスムーズで、気性面でかなり成長している。重馬場の前走を快勝したように多少の渋馬場でも問題はなさそうで、コーナーが苦手なタイプだけにこの舞台で重賞のタイトルがほしいところだ。 シャウトライン 09年の駿風Sを54秒2の時計で制しているシャウトライン。一時期は低迷が続いたが、前々走の直線競馬で3着、前走・バーデンバーデンCでも3着と復調を示している。コンスタントに使われているが、相変わらず元気いっぱい。6日には栗東坂路を駆け上がり、4F55秒4-1F12秒7(馬なり)をマークした。単走・馬なりながらスムーズに折り合い、迫力のある動きを披露。トモの蹴りも力強く、暖かくなり体調を上げてきているようだ。2走前はエーシンヴァーゴウに敗れたが、今回は逆転も可能な仕上がりにある。 エーブダッチマン バーデンバーデンCで2着に善戦。重賞には2度目の挑戦、直線1000mへの出走は初めてになるが、勢いをもって実績馬たちに挑む。6日には美浦の坂路で4F54秒8-12秒3(馬なり)をマーク、軽く流した程度のケイ古だが素軽さは垣間見え、引き続き好調をキープしている印象だ。テンに行く脚もあり直線競馬への適性は高そう。前走で手の内に入れた感もある石橋脩騎手が、今週から復帰するのは心強い限りだ。 サアドウゾ 500万、1000万と直線競馬で2連勝。準オープンの身だが、このコースへの適性、実績では髄一だ。前走後はひと息入れられたが、仕上がりが早いタイプらしく体をスッキリ見せ、馬体の張り具合も目立っている。10日には栗東のBコースで乗られ4F51秒8-1F11秒4(一杯)をマークし、追われてからバネの利いたフットワークを見せた。あとはオープン勢との力関係だけ。関東リーディング田辺騎手がアッと言わせるか。 ジェイケイセラヴィ 近走こそ奮わないが、昨年のこのレースでは2着と高い適性を誇る。冬場の休養でリフレッシュをはかり、予定通り叩き2戦目でこのレースを迎えられそうだ。7日には江田照騎手が騎乗し、美浦の坂路で一杯に追われた。時計は4F48秒5-1F13秒3、テンからハイラップを刻んだため最後は伸び切れなかったが、全体時計は速い。活気に満ちた動きを見せており、叩いての上昇度は大きそうだ。 ★【アイビスSD】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【アイビスSD】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開! ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?
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