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【マーキュリーC】今年も中央4頭の首位争いか

紅一点の参戦となるミラクルレジェンドが、3つ目の重賞タイトル獲得を狙う

 18日、盛岡競馬場のメインレースとして、岩手2頭、高知3頭、中央4頭によって争われる交流重賞・第15回マーキュリーC(GIII・ダ2000m)が、行なわれる。過去14回中13回を中央勢が制しているこの重賞の展望をお届けしたい。  メンバー中唯一の牝馬となるミラクルレジェンドだが、ダート戦ではすべて4着以内で走っており、この相手関係なら中心視できそう。ここ3戦は牝馬限定重賞が続いたが、昨夏のジャパンダートダービーで4着、レパードS勝ちなど牡馬相手にも実績を残しており、ここでも首位争い可能だ。4カ月半ぶりの実戦になるが、栗東・Cウッドで追われた13日の最終追い切りでは6F79秒8(一杯)の好時計をマークし、併走相手にしっかり先着を果たしている。力を出し切れる状態と判断していいだろう。  すんなり先行できれば、ゴルトブリッツの逆転もありそう。出入りの激しい競馬となった前走の東海Sは5着に敗れたが、スムーズに走れた2走前のアンタレスSは、ワンダーアキュート以下を寄せ付けずに快勝している。ダートで唯一の着外が地方の東京大賞典というのは気になるが、自分の走りができれば上位進出できるだけの力を持っていると言える。この中間は、栗東・Cウッドと坂路を併用して計8本の時計をマークしており、態勢も万全だ。  前走の大沼Sで2着と復調の兆しを見せたパワーストラグルも、交流重賞勝ちの実績があり、侮れない存在。ほぼ中1週での参戦ということで、中間の追い切りは14日に函館・ウッドで追われた1本だけ。それでも、3頭併せでしっかり併入を果たしており、前走並の状態を保っていると言って良さそう。6馬身差で快勝した白山大賞典の内容を考えれば、地方のダートも合っているのではないか。  もう一頭の中央馬は、武豊騎手が騎乗するメイショウタメトモ。2走前の川崎記念ではフリオーソの2着で走っているものの、条件馬も出走していたように、フリオーソを除いてはレベルが低かったのも確か。「GI2着馬」と威張れるだけのレースではなかった気がするが、今回の相手なら中央勢はともかく、岩手、高知勢には楽に通用しそう。久々の実戦になるが、栗東でしっかり追ってから函館入りして順調に調整を進めており、仕上がりに抜かりはなさそうだ。  地元から一頭挙げるなら、一條記念みちのく大賞典をこのレースにも出走しているゴールドマインに1秒9もの大差をつけて圧勝してきたコアレスレーサーだろう。昨年に続いてのこのレースへの参戦。昨年は勝ったカネヒキリに2秒5も差をつけられての4着だったが、中央のマコトスパルビエロ、マチカネニホンバレあたりには先着を果たしている。展開に恵まれれば、見せ場を作れる可能性もあるのではないか。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金【クイーン賞・船橋】ミラクルレジェンドがマッチレースからG前抜け出す!!【アンタレスS】ゴルトブリッツ&田辺騎手が重賞初制覇【白山大賞典・金沢】パワーストラグルが3連勝で重賞初制覇!!【川崎記念】フリオーソが圧勝で5つ目のGIタイトルを獲得
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