おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】GI2勝メジャーエンブレムの仔やグレナディアガーズの半妹などがデビュー
■11月20日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1400m)でパーチル(牝2、美浦・宮田)が初陣を迎える。父は新種牡馬ドレフォン、祖母はTCK女王盃を制したサウンドザビーチ。近親には今年ダートグレード競走を2勝したリュウノユキナやヒヤシンスS勝ち馬で、東海Sではインティ、チュウワウィザードに続く3着に入ったことのあるスマハマがいる砂巧者の血統だ。トレセンに入厩して以降しっかり乗り込まれおり、最終追い切りでは美浦坂路4F52秒7-1F12秒7(強め)の時計をマーク。初戦の動きに注目だ。鞍上は丸山騎手。
【パーチル】
父ドレフォン
母ヴァタルサイビーチ
母父ゼンノロブロイ
■11月20日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)でホーリーエンブレム(牝2、美浦・田村)がデビューする。父はロードカナロア、母メジャーエンブレムはNHKマイルCと阪神JFを制した名牝だ。母と同じく田村厩舎に入厩すると、1週前追い切りでは同厩舎のオープン馬キルロードを相手に併せ馬を消化。古馬オープン馬を相手に強度の高い調教を課されたあたり、陣営の期待とそれに応えるフィジカルの強靭さがうかがえる。母に負けないくらいの活躍を期待したい。鞍上はC.ルメール騎手。
【ホーリーエンブレム】
父ロードカナロア
母メジャーエンブレム
母父ダイワメジャー
■11月20日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1400m)でフィリップスベア(牡2、栗東・新谷)がデビュー戦に挑む。父はオーストラリアの名種牡馬ファストネットロック、いとこには弥生賞2着のシュヴァルツリーゼがいる血統だ。デビューに向けて坂路コースで熱心に乗り込まれており、上々の動きを披露している。豪州最優秀スプリンターに選ばれたこともあるファストネットロックの産駒らしく、短距離がいかにも向いていそうなこの馬。デビュー戦でどのような走りを見せてくれるか注目したい。鞍上は団野騎手。
【フィリップスベア】
父Fastnet Rock
母ファディラー
母父Monsun
■11月20日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1400m)には、トーホウディアマン(牝2、栗東・高橋亮)がスタンバイ。近親にはディープインパクトやレイデオロがいる名門牝系の出身だ。坂路で優秀な時計を連発しており、1週前追い切りでは一杯に追われ、4F50秒8-1F12秒7の時計をマークした。動きの良さが実戦で出れば十分に通用しそうだ。鞍上は岩田望騎手。
【トーホウディアマン】
父カレンブラックヒル
母ウルド
母父ハービンジャー
■11月20日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1800m)でトランペットマーチ(牝2、栗東・長谷川)がデビューを迎える。父は今年種牡馬引退が発表されたハーツクライ、母オリオンムーンは北米GIIIで2着の実績がある。長谷川厩舎の管理馬らしく先週土曜に速い追い切りが行われ、栗東坂路で4F52秒4-1F12秒6(一杯)とまずまずの動きを見せた。今週水曜の追い切りでも2勝クラスのタガノディアーナを相手に一杯に追われており、このひと追いで更なる上昇が見込めそう。鞍上は中井騎手が務める。
【トランペットマーチ】
父ハーツクライ
母オリオンムーン
母父Manduro
■11月21日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)で、キングカメハメハ産駒トゥーレツリー(牝2、栗東・安田翔)がデビューする。母コンテッサトゥーレは紅梅Sを勝ち、桜花賞では3着。伯母にスプリント重賞2勝のアルティマトゥーレ、伯父に皐月賞馬キャプテントゥーレや小倉記念を勝ったクランモンタナがいるなど優秀な牝系の出身だ。先週金曜日には本番でも手綱を取る横山典騎手を背に年長馬を追走し併入。今週は安田翔師が騎乗し、単走で素軽い伸びを示した。いい仕上がりで走れそうだ。
【トゥーレツリー】
父キングカメハメハ
母コンテッサトゥーレ
母父ディープインパクト
■11月21日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、芝2000m)で、バトルボーン(牡2、美浦・林)が初陣に挑む。母は中央3勝、半兄リュクスポケットがここまで中央2勝と、近いところにそこまで派手な活躍馬はいないものの、祖母がアルゼンチン1000ギニーの勝ち馬なだけにそろそろ大物が出ても良さそうな血筋だ。先日ファンタジーSをウォーターナビレラが勝利し、産駒重賞初勝利となった新種牡馬シルバーステートが父。先週、今週と調教では抜群の折り合いを見せており、競馬センスは相当なレベルにありそう。津村騎手を背に新馬戦Vを狙う。
【バトルボーン】
父シルバーステート
母コンカラン
母父ジャングルポケット
■11月21日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1600m)で、アストロフィライト(牝2、栗東・中内田)が川田騎手のエスコートでデビュー戦に臨む。父ディープインパクト、母はBCフィリー&メアスプリントの勝ち馬で、半兄は昨年の朝日杯FSを2歳コースレコードで制したグレナディアガーズという折り紙付きの良血馬だ。先週は中内田師が騎乗し、CWコースで古馬2勝クラスをアオりにアオった。テンションが高くなりやすい面を考慮し攻めは馬なりオンリーだが、仕上がりは申し分なさそう。同じく阪神マイルを走る兄と同日Vとなるか。
【アストロフィライト】
父ディープインパクト
母ウェイヴェルアベニュー
母父Harlington
■11月21日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝2000m)で、セレシオン(牡2、栗東・友道)がデビューする。母はアルゼンチンのGIを2勝、半姉に桜花賞2着、オークス3着のクルミナル。クルミナルの仔にアルテミスSでソダシの2着に入ったククナ、今年の新潟2歳Sで2着のアライバルがいる。時間を掛けてじっくり仕上げられており、先週はCWコースで年長馬に手応え優勢で先着を果たした。この時点でほぼ万全。流した程度だった今週の芝コース追いではオープン馬と互角の動きを披露と、勝ち負けを意識できる状態だ。鞍上は川田騎手。
【セレシオン】
父ハーツクライ
母クルソラ
母父Candy Stripes
■11月21日の福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、ダ1700m)で、クロシェノワール(牝2、美浦・青木)がデビュー初戦を迎える。半兄にここまで中央で3勝を挙げ、UAEダービーにも参戦した(5着)オンザロックス 。伯父に南関東の重賞を制したベルモントサンダーがいるという血統背景だ。2週前のウッドコース追いでしっかり負荷を掛けられ、これで一気に気配は上昇。先週は準オープン馬に引けを取らない動きを見せた。いい状態で走れそう。鞍上は斎藤騎手が務める。
【クロシェノワール】
父シニスターミニスター
母ベルモントエルメス
母父ティンバーカントリー
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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