おしらせ
【地方競馬】17日、大井競馬場で重賞・ハイセイコー記念 全日本2歳優駿に向け14頭が出走
11月17日、大井競馬場で重賞・ハイセイコー記念が開催される。1着賞金は2200万円。本競走の優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権が付与される。枠順、発走時刻は以下の通り。
■大井11R・ハイセイコー記念(SI、ダ1600m) 20時10分発走
1枠1番 ハッピースパイラル(牝2、大井・藤田輝) 御神本
2枠2番 フォラステロ (牡2、大井・荒山勝) 笹川翼
3枠3番 ママママカロニ (牡2、大井・森下淳) 矢野貴
3枠4番 カイル (牡2、浦和・小久保) 左海誠
4枠5番 ミネソタ (牡2、大井・松浦裕) 町田直
4枠6番 マロース (牡2、川崎・高月賢) 本田正
5枠7番 ナックファルコン (牡2、大井・立花伸) 達城龍
5枠8番 ノブレスノア (牡2、浦和・小久保) 森泰斗
6枠9番 イルヴェント (牡2、大井・荒井朋) 岡村健
6枠10番 ミスターブラスト (牡2、船橋・石井勝) 石崎駿
7枠11番 ミゲル (牡2、船橋・山中尊) 西啓
7枠12番 ジュンブルームーン(牡2、船橋・張田京) 本橋孝
8枠13番 キャッスルブレイヴ(牡2、船橋・渋谷信) 仲野光
8枠14番 サブノリョウマ (牡2、大井・阪本一) 張田昴
ママママカロニ(牡2、大井・森下淳)に注目が集まる一戦。名前のインパクトのみならず、2走前の重賞・ゴールドジュニアではダ1200m戦にもかかわらず2着馬に9馬身差をつける圧勝劇を演じた。前走の鎌倉記念では先に抜け出したシルトプレを捕まえ切れず2着に敗れてしまったが、初めての1500m戦でも引っかかることなく走れていたのは収穫だった。砂をまともに被る経験を積めたのも今後を考えると決してマイナスにはならないはず。前走の経験を活かしSI勝利を目指す。
ノブレスノア(牡2、浦和・小久保)は、4連勝で挑んだ鎌倉記念で3着。敢然と先頭に立ちレースを引っ張ったものの、最後は交わされ3着に。ママママカロニとの0秒3差をひっくり返すのは少々骨が折れるかもしれないが、そこは名手森泰斗騎手と浦和の名門小久保厩舎のタッグ。当然、策は用意しているはず。どのような戦法をとるか注目したい。
マロース(牡2、川崎・高月賢)は、ホッカイドウ競馬からの転厩初戦となった前走で勝利。2着に下したロマンスグレーは平和賞で2着と好走したマイブレイブとタイム差なしのレースをしたこともある実力馬。単純計算なら平和賞でも勝ち負けできたほどの脚力の持ち主ということになる。先日のJBC2歳優駿でも2着、3着したようにホッカイドウ競馬の現2歳世代はハイレベル。そこで揉まれてきたこの馬は当然無視できない存在だ。
フォラステロ(牡2、大井・荒山勝)は3戦2勝。こちらもマロースと同じくホッカイドウ競馬デビュー組。前々走では鎌倉記念を制したシルトプレに0秒4差の2着という実績がある。鎌倉記念でシルトプレが2着馬ママママカロニに0秒2差、3着馬ノブレスノアに0秒5差をつけたことを鑑みると、フォラステロはこのレースの上位人気馬と互角の力量の持ち主だといえる。大井の名伯楽・荒山師の仕上げにも期待したい。
平和賞組からは5着のミゲル(牡2、船橋・山中尊)に注意を払いたい。直線でエンジンがかかり、さぁこれからというところで待っていたのは前を走っていたライアンの斜行。これにより鞍上が立ち上がる程の不利を受けてしまった。まともであればもう少し際どい勝負に持ち込めていたはず。不完全燃焼に終わった悔しさを晴らせるか。
差し馬が台頭する流れになれば怖いのがサブノリョウマ(牡2、大井・阪本一)か。東京記念勝ちサブノクロヒョウ、昨年のNARグランプリ選出馬サブノジュニアの弟で、このきょうだいらしいいい末脚を使える。この馬の食い込みにも注意したい。
昨年度から南関東最高格付けのSI競走となったこのレース。昨年の勝ち馬は今年の東京ダービー馬アランバローズ。来年の南関東3歳戦線の主役を目指す若駒たちの戦いに要注目だ。
(Text:Inoue)
【第54回 ハイセイコー記念(SI)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より
▽【関連リンク】
■【先週の結果】“穴馬券師”「佐倉京助」氏 エリザベス女王杯で馬単13万7500円的中!
■【Weekly POG2021⇒2022】先週の結果を公開中!
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ