【小倉記念】上昇気流に乗った素質馬アドマイヤメジャーが悲願の重賞制覇へ

栗東　CW　良　一杯 68.5-51.4-37.2-11.6 「ペースが遅くて(ハミを)噛んでしまったのが痛かった。もう少し流れてくれれば良かったんですが…」と話すのは、アドマイヤメジャーの前走・七夕賞で手綱を取った上村騎手だ。前半61秒というスローペースで流れたため、向正面ではかかりっぱなし。折り合いを欠いて苦しい戦いとなったが、最後まで渋太く脚を伸ばし勝ち馬からコンマ5秒差の6着に入線した。一見すると威張れるような結果ではないが、今年の2戦(新潟大賞典13着、金鯱賞12着)を振り返ると、叩き3戦目にして復調の兆しを掴んだ印象。上昇気流に乗った素質馬が、悲願の重賞制覇に挑む。 　前走から間隔が詰まっているが、大事に使われているため馬は元気一杯だ。24日の日曜日に栗東の坂路で4F52秒9(馬なり)をマーク。好調ぶりを軽快な脚捌きで表現してみせた。そして迎えた27日の最終追い切りは栗東・ウッドコースで5Fからスタートすると、3?4コーナーあたりから徐々に加速。直線では一杯にしごかれると力強い伸びを披露し、ラスト1Fを11秒6の鋭い切れでまとめてフィニッシュした。時計以上のスピード感でデキの良さをアピール。状態は確実に良くなっていると言えよう。 　ケイ古を見守った友道師は「良い動きだったね。夏が良い馬らしく、状態は安定しているよ」とデキの良さを強調する。初の小倉については「小柄な馬なので、坂のない小倉は合いそうだね。前走のようにならなければ、通用してもいいでしょう」と期待を込めて話してくれた。 　06年に開催時期が移ってから、平均馬連配当は9,300円と波乱の傾向にある小倉記念。どの馬にもチャンスがあるだけに、この馬も決して侮れない存在となりそうだ。 ★【七夕賞】夏女イタリアンレッドが重賞初制覇 ★【小倉記念】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【小倉記念】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開! ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?

Tweet

シェア