【小倉記念】夏連覇へ始動! ナリタクリスタル

栗東　CW　良　強め 80.5-65.6-51.5-38.1-12.6 　小倉記念4着、新潟記念1着、合計13ポイントを獲得して昨年のサマー2000シリーズを制覇したナリタクリスタル。実現すれば史上初となるサマー2000シリーズ連覇を目指し今年も昨年と同様、小倉記念からサマー2000シリーズのスタートを切る。 　栗東・CWで追われた27日の最終追い切りは、1週前にハードな併せ馬を消化しており、単走で終いだけ伸ばされる内容に。ゴール前で軽く仕掛けられると機敏な反応を見せ上々の伸びを披露した。間隔開いているが万全の状態で臨めそう。実際に騎乗して感触を確かめた武豊騎手は 「金鯱賞は、レース前から馬に前向きさが感じられなかった。雨の影響もあったんだろうけど、疲れていたのかもしれないね。その点、今回はいい精神状態できていると思う。あとはレース当日に走る気になってくれれば、ハンデも克服してくれるんじゃないかな」 と、大敗した金鯱賞からの変わり身を感じている様子。管理する木原師も 「中間はリフレッシュ放牧に出して、帰厩後は併せ馬でしっかり2本。武豊騎手もいい状態と言ってくれました。ケイ古の動きとレースが結びつかない馬だけに何とも言えませんが、他馬と競る形になって最後まで気を抜かずに走ってくれれば、きっといい結果が出ると思います」 と、手応えを掴んでいるようだ。 　昨年の小倉記念は4着に敗れているものの、春には中京競馬場の改修にともなって今回と同舞台で行なわれた中京記念を、2着のシャドウゲイトに2馬身半差をつけて圧勝。昨夏には、小倉・芝1800mで行われた準オープンの釜山Sを、57.5キロのハンデを背負いながらも1分45秒9の好タイムで快勝している。 　過去の実績を見る限り、小倉コースも57.5キロのハンデも問題ないだけに、陣営が揃って口にしているように、「本気で走ってくれるかどうか」この1点にすべてがかかっているといえそうだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【中京記念】小倉への再輸送も関係なし! ナリタクリスタルが圧勝!! ★【新潟記念】ナリタクリスタルが制してサマー王者に!

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