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【小倉記念】有力馬1週前追いレポート

ハンデは前走から3キロ増。勢いで克服なるか、イタリアンレッド

 夏の小倉開幕週を飾るメインレースとして第47回小倉記念(GIII、芝2000m)が今週末日曜日、小倉競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! イタリアンレッド 前走七夕賞では52キロと斤量に恵まれた面はあったが、牡馬勢を相手に重賞を初制覇。前走から中2週とあって、この中間は速い時計は出していない。ただ、馬体は一段と厚みを増し、バネの利いた動きで弾むような動きを見せている。体のしなり具合も上々で、キャリア全勝を暑い季節に挙げている“夏女”らしく勢いは維持できていると見ていい。斤量は一気に3キロ増の55キロとなったが、このデキなら。 ナリタクリスタル 前走金鯱賞では極端な道悪、そして当日輸送でイレ込んだためスムーズさを欠き、13着に惨敗。昨年のサマーチャンピオンが得意舞台で巻き返しに賭ける。やや間隔開いているが7月上旬の帰厩後はウッド中心に入念に乗り込まれ、リフレッシュ効果は大きかった様子だ。20日は栗東ウッドで大きく先行する格下馬を追走。直線に入り追い比べとなったが貫禄の違いを見せ、2馬身の先着を果たした。追っての反応は抜群。いい状態に仕上がっている。 サンライズベガ 七夕賞では馬場の悪いインに押し込められるような状態になり、見せ場なく直線で失速。ただ、小倉コースは2月に重賞(小倉大賞典)を制している舞台だけに逆襲はあっていい。前走から中2週のため、中間の速い時計は24日の坂路追い一本のみ(4F57秒4-1F13秒7)。まったくの馬なりで、ラストはスムーズな伸びを見せていた。馬体にも張りが出て幾分上向いてきた感もあるが、まだ小さくまとまっているというか本来のボリューム感には欠ける印象だ。本調子にはあとひと息。最終追いでどこまで変わってくるか。 コスモファントム この馬も七夕賞組。その前走は4カ月ぶりのレースとインの荒れ馬場がこたえた印象で、7着に終わっている。ただ大型馬だけに、ひと叩きされた上積みには期待して良さそう。中間の初時計は21日、栗東坂路で4F59秒5-14秒4(馬なり)をマーク。ごく軽めの内容だったが、柔軟な脚捌きからは状態アップがうかがえた。体つきをやや細く見せている点が懸念だが、前進は見込める。 サンライズマックス ここが4カ月半ぶりのレース。6月下旬に帰厩し本数をこなしてはいるが、正直また動きに重苦しさがある。20日は栗東ウッドで小牧騎手が跨り単走追い。終いビッシリ追われたが、悪化した馬場の影響もあってか反応はいまひとつだった。最終追い次第だが、現状は仕上がりにやや不満が残る。 アドマイヤメジャー 今期は奮わない走りが続いていたが、前走の七夕賞で0秒5差の6着と復調気配の一端は示せた。レース後の回復は早く、24日に栗東坂路で4F52秒9-12秒9(馬なり)と速い時計を出せている。身のこなしに素軽さが出てきて、フットワークも大きい。気温の上昇とともに調子を上げてきた印象で、一時期のスランプは脱したようだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金水・木は【小倉記念】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【小倉記念】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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