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【小倉記念】これが“夏女”の強さ! イタリアンレッドが重賞連勝

サマー2000シリーズチャンピオンの座をほぼ手中にしたイタリアンレッド

 31日、小倉競馬場で行われた小倉記念(GIII、芝2000m)は、単勝7.6倍の4番人気イタリアンレッド(牝5、栗東・石坂)が中団待機から直線で外に持ち出すと、最後まで力強く伸びて2着以下に1馬身3/4差をつけて快勝した。勝ち時計は1分57秒3のレコード。  4コーナーポケットから1コーナーまでの長い直線で先行争いを制したのは、昨年の札幌日経OP以来となる実戦になったホクトスルタン(牡7、栗東・庄野)。その後ろには大外枠からダッシュを決めたエーシンジーライン(牡6、栗東・坂口)がつけ、以下リクエストソング(牡5、栗東・石坂)、コスモファントム(牡4、栗東・宮)、サンライズベガ(牡7、栗東・音無)などが続いた。  向こう正面に入ってもホクトスルタンが速いラップを刻んだことで、1000m通過は57秒1というハイペースに。イタリアンレッドは9、10番手の中団をジックリと追走し、3コーナー手前まで全く動かず末脚を温存。そして、残り800mを切ったあたりから先行馬の手応えが怪しくなると、それを見て外に出して一気に仕掛けた。  4コーナーを回って直線に向いても、浜中騎手の激しい叱咤に応えてイタリアンレッドは脚を伸ばし、先に抜け出したエーシンジーラインを捕えて先頭へ。リクエストソングの懸命な粘り、伏兵キタサンアミーゴ(牡5、栗東・松田博)の追撃もあったが、最後まで脚色は衰えず最後は浜中騎手がガッツポーズをする、まさに完勝といった内容だった。  レース後、浜中騎手は「地元での勝利はやっぱり嬉しいです。久しぶりのコンビになりましたが、もともと乗り味の良い馬ですし、今日も状態が良さそうだったので自信を持って乗りました。スタートも想定していたよりも速く、良いポジションも取れましたし、4コーナーでもしっかりと反応してくれましたし、今日はつかまっているだけというか、馬に導かれるように勝てたレースでした。レコードで勝ちましたし、以前よりも力をつけてきていると思いますね」と喜びの声を語った。  2着は最後の最後で追い込んできた15番人気のキタサンアミーゴ、そこから半馬身差遅れた3着に8番人気のリクエストソングが粘り、配当は単勝760円、馬連30360円、馬単48290円、3連複132800円、3連単870370円という波乱の結果。勝ったイタリアンレッドはネオユニヴァース、母バルドネキアという血統で、前走の七夕賞に続く重賞制覇。この連勝でサマー2000シリーズチャンピオン座が限りなく近づいた。 ※詳しいレース結果はコチラ【七夕賞】夏女イタリアンレッドが重賞初制覇【マーメイドS】フミノイマージンが牝馬重賞2勝目小倉記念でイタリアンレッドを指名したのは何人!? ウマオネアはコチラ!重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!キタサンアミーゴに◎!「指数X」は毎週枠順確定後に無料公開!
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