UMAJIN.net

おしらせ

【小倉サマージャンプ】10番人気・ドングラシアスが波乱を演出

 30日、小倉競馬場で行われた小倉サマージャンプ(J・GIII、芝3390m)は、単勝33.0倍の10番人気ドングラシアス(牡7、栗東・柴田見)が中団待機から3コーナー手前で勢い良く前に進出すると、そのままマクって4コーナー先頭から押し切った。勝ち時計は3分43秒0。  レース序盤はタマモサプライズ(セン6、栗東・中竹)が2番手以下を引き離して逃げた。これにヒカリアライブ(牡5、栗東・牧田)、1番人気に支持されたエムエスワールド(牡8、栗東・湯窪)が続き、ドンクラシアスはそれらをじっくりと見る形の5番手で折り合った。  その後レースは淡々と進み、襷(たすき)コースのバンケットの下り坂で勢いのついたエーシンディーエス(牡6、栗東・坂口)が抑えきれず一気に先頭に。しかし、向こう正面に入ってレースも残り1000mを切ったあたりで、徐々にポジションを押し上げてきた2番人気のスプリングカエサル(牡5、栗東・野村)が一気に先頭に立つと、エーシンディーエスは一杯になってズルズルと後退。3周目の3コーナーからは全馬がスパートするタフな展開となった。  そんななか、終始5?7番手の好位でレースを運んでいたドングラシアスは手応え十分に前に進出すると、そのままマクって4コーナーで早くも先頭に踊り出た。直線で最後の障害を飛越する時にはすでに独走状態で、最後は鞍上が手綱を抑えたままの余裕の勝利となった。  勝ち馬から1馬身1/2遅れた2着に、終始中団で脚を温存し追い込んできた5番人気のシゲルダイセン(牡5、栗東・木原)が入り、そこから5馬身離れた3着にスプリングカエサルが粘った。勝ったドングラシアスは父マーベラスサンデー、母ヤワラブライトという血統で、33戦目(障害転向後20戦目)での重賞初制覇となった。 ※詳しいレース結果はコチラ【中山グランドJ】直線で二転三転 マイネルネオスがジャンプ界の頂点に立つ【東京ジャンプS】伏兵マジェスティバイオがV 田中剛師も重賞初制覇【京都ハイジャンプ】タマモグレアーがゴール前で差し切りV!!東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP