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【土曜小倉8R/小倉サマーJ】好調のスプリングカエサルに注目

実績上位のエーシンディーエスが上がり馬を相手にどんな走りを見せるか(写真は10年京都ハイジャンプ時に撮影)

 30日に開幕初日の小倉競馬場で行われる小倉サマージャンプ。唯一の重賞ウィナーであるエーシンディーエスが1年2カ月の休養明け、そして62キロの斤量を背負うこともあり、重賞実績のない上がり馬でもチャンスがありそうだ。  まず取り上げたいのは、10カ月の休養明けとなった前走で3着と、力のあるところを見せたスプリングカエサルが中心となりそう。この中間は白浜騎手が付きっ切りで調整を進め、目立って速くはないものの坂路で3週続けてしっかり時計を出した。陣営からも「前走で大きく馬体が増えたが、しっかり締まってきている」と手応え十分のコメントが聞こえてきており、本調子に戻った今回は注目だ。  未勝利戦で2着に2秒0も差をつけて大差勝ちしたシャイニーブラックも、初コースに戸惑わなければ通用していい。前走後は短期放牧を挟み、帰厩後には黒岩騎手が騎乗して2週続けてしっかり追われた。「輸送でちょうどよく絞れる」と陣営も順調にきていることを強調しており、相手強化の今回は試金石の一戦となる。  平地ではオープンクラスまで上り詰めたエムエスワールドは、初障害で未勝利戦を勝ち上がり、昇級戦となった前走でも2着を確保している。距離延長は歓迎ではないが、直線が芝コースにはるのは間違いなくプラス。24日に坂路で4F53秒9(馬なり)、27日にCWで5F64秒8(馬なり)とこの1週で2本の好時計を出しており、馬の状態も良さそうだ。  スタート直後の不利が最後まで響く形となり前走は10着に敗れたヒカリアライブだが、未勝利、オープンを7馬身、5馬身差をつけて連勝している実績があるだけに、スムーズなら巻き返す可能性がある。小倉コースもすでに2度経験しており、2着もあるだけに問題ない。あとは、外枠をどう克服するかだろう。  メンバー唯一の重賞ウィナー(重賞2勝)で、前走はJGIIの京都ハイジャンプをレコード勝ちしているエーシンディーエスは、1年2カ月ぶりの実戦となる。62キロの斤量も楽ではないが、西谷騎手が付きっ切りで調整を進めており、状態は良さそう。早めに小倉入りして競馬場のダートで追われた最終追い切りも6F75秒2の好タイムをマークし、一応の態勢は整ったと言っていいのではないか。  最後にもう一頭挙げるのは、初障害となった前走を抜群の障害飛越センスを武器に勝利したシゲルダイセン。この中間は21日にCWで6F78秒6の好タイムをマークし、最終追い切りは輸送も考慮して軽めという形に。ここまでは万全の調整ができているだけに、小倉までの長距離輸送の影響と障害キャリアの浅さが出なければ、見せ場を作ることができそうだ。 ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします【京都ハイジャンプ】5番人気エーシンディーエスが勝利!!
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