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【シャーガーC・現地レポ】“レジェンド”武豊騎手が意気込みを語る
8月4日、フランスを経由してイギリス入りした武豊騎手。今回の目的は、アスコット競馬場で行なわれるシャーガーCに出場することだ。 シャーガーCは英国版のワールドスーパージョッキーズシリーズのようなもの。世界各国から一流ジョッキーが呼ばれ、個人戦と団体戦で覇を競う。 「3人しかいない世界選抜チームの一員として呼んでいただけたことは大変、光栄なこと」 すでにベテランの域に達している武豊騎手でも、こう言って目を輝かせる。 到着早々、プレスパーティーに参加した後、夜は食事を共にさせていただいた。その席で目を白黒させつつも、笑顔をみせて語る。 「ザッと今回参加するジョッキーを見渡したところ、僕が最年長みたいですね。とうとう最年長になっちゃったか?という感じです」 それもそのはず、ジョッキークラブが用意した参加騎手の紹介文で、武豊騎手はレジェンドと称されていた。 08年以来の出場。日本人騎手として唯一アスコット競馬場で勝ち鞍を挙げている武豊騎手は、更に続ける。 「英国王室主催のロイヤルアスコットが行なわれるのと同じアスコット競馬場でやるというのも良いですよね」 今年は香港のダグラス・ホワイト騎手、オーストラリアのヒュー・ボウマン騎手と共に世界選抜チームを組み、欧州の名手たちと戦う。女性騎手として先のジュライC(GI)を制したヘイリー・ターナー騎手らのイングランドチーム、リチャード・ヒューズ騎手率いるアイルランドチーム、ペリエ騎手、デムーロ騎手、ルメール騎手の三人からなるその他の欧州チームを相手に、武豊騎手はどんな手綱捌きを披露してくれるだろうか。その意気込みについては次のように言う。 「5鞍、乗りますからね。最低1つは先頭でゴールを切りたいです」 柔らかな笑みをみせながらも力強くそう語る。08年には2勝、07年にも1勝を挙げた日本の生きる伝説・武豊騎手が、今年も大暴れすることを期待したい。(平松さとし) ★がんばろう日本! ?応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★【平松さとしコラム】世界のユタカが今年も“ワンマンショー”となるか!?
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