おしらせ
【土曜函館メイン/みなみ北海道S】洋芝合いそうマカニビスティー
函館最終週の土曜に行われるメインレースは、オープン特別のハンデ戦・みなみ北海道S。2600mの長丁場にスタミナ自慢、洋芝巧者が集結した。実績馬から格上挑戦の軽ハンデ馬まで幅広いメンバー構成で、どの馬にもチャンスがありそうな一戦だ。 まず取り上げたいのは、天皇賞(春)で4着、前走の目黒記念が5着と長丁場では安定した成績を誇るマカニビスティー。函館は初めての参戦になるが、いかにも洋芝の2600mが合いそうなタイプだ。池添騎手が跨った函館ウッドでの最終追いは、5F68秒8-1F12秒6(一杯)という時計。間隔は空いたが脚取りは確かで、リフレッシュの効果が感じられた。スタミナも豊富でここは狙い目だ。 実績ではジャミールも劣らない。洋芝の成績は【1.1.0.1】と安定しており、昨年の函館記念で2着の実績は、このメンバーに入れば胸を張れる。7月下旬に函館入りし1週前の27日に初時計。この段階では重い印象だったが、最終追いで不安を一掃した。函館ウッドで5F66秒3-1F12秒9(強め)をマーク、1秒ほど前を行く3歳未勝利馬を追い掛けて同入に持ち込む。このひと追いでの上昇は確実。ハンデも据え置きで、癖を知る安藤勝騎手に手綱が戻るのも心強い。 北海道シリーズで逃げて存在感を示しているのが荻野琢騎手。彼が手綱を取るのが、格上挑戦になるが逃げたら渋太いゴールデンハインドだ。札幌ダートで追われた最終追いは6F82秒0-1F12秒6(強め)をマークし、併せたバンダムラディウスに先着を果たした。幾分重めに映るが、この1本と函館への輸送でちょうどよくなるだろう。前に馬がいると力んでしまうタイプだけに、同型が揃って外枠に入り、同馬が内枠を引いたのは大きい。ハンデ52キロならアッと驚く逃げ切りがあっても。 函館記念からの転戦組では、まずは4着のメイショウクオリア。函館ですでに3戦を消化しているが、疲れも見せず元気いっぱいだ。水曜に行われた最終追い切りは、函館のダートで5F72秒7-1F13秒1(馬なり)という軽めの調整だったが、好反応を示したように力は出せそうな仕上がり。去年のこのレースでは3着に踏ん張っており、距離延長もなんら問題はない。 最後に函館記念5着、紅一点のコロンバスサークルを取り上げたい。決め手の差が出ての敗戦だが、前々走の五稜郭Sでも3着しているように洋芝への適性は高い。函館のウッドで追われた最終追い切りは、5F67秒5-1F12秒9という時計。単走・馬なりながらハツラツとした動きを見せた。勝ち鞍から遠ざかっているが、ハンデ52キロのオープン特別なら勝機もありそうだ。 ★【目黒記念】軽量51キロのキングトップガンが早め先頭から押し切る ★【函館記念】目黒記念もフロックではない! キングトップガンが重賞連勝 ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?
Tweet | シェア |