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【関屋記念】3歳牝馬として24年ぶりの快挙を サトノフローラ

得意の新潟&51キロならチャンスは十分のサトノフローラ

美浦 南W 良 馬なり 67.4-52.3-38.3-13.6  昨年の夏に2着以下を9馬身も千切る鮮烈なデビューを飾ったサトノフローラ。その後、脚部不安で戦線離脱を余儀なくされ、約半年ぶりに復帰した今年3月のフラワーCでも4番人気に支持されたが、見せ場なく7着に敗れた。続くフローラSでも15着と精彩を欠き、鮮烈的なデビュー戦の代償はかなり大きかったと、この時点では誰もがそう感じたことだろう。  しかし、新馬戦を勝った思い出の地・新潟に場所を移した前走で、後方から目の覚めるような末脚を繰り出して2着に2馬身半の差をつける楽勝。自己条件に戻ったことも要因としてはあるが、これまでの走りが嘘のように一変してみせた。こうなると短期放牧を挟んで1000万→秋華賞という青写真を描くのが普通だが、陣営は「新潟での強さがあるなら、ここへぶつけてみるのも面白い」と、関屋記念参戦を選択した。  この中間はウッドと坂路を併用しての調整。目立った時計は出ていないものの、ノビノビとしたフットワークで順調に仕上げられてきた。そして、この日(3日)の最終追い切りではウッドで、3頭併せ最内に潜り込むと力強く伸びて5F67秒4、ラスト1F13秒6。「新潟に明日輸送するのでダメージが残らないように」という内容ながら、まずまずの時計をマークした。  調教後、橋本助手からは「春はレースが延び延びになって心身ともにチグハグな状態で力が発揮できなかった。でも、以前よりも落ち着きの出てきた今回は違います」と強気コメント。新潟との相性の良さに関しても「特有の硬い馬場が合っているのでしょう」と手応えを感じている様子で、終始前向きな言葉が目立った。1000万からの格上挑戦という立場になるが、51キロという軽量に加え、87年に3歳牝馬でこのレースを制したクールハートもサトノフローラと同様に新潟を滅法得意にしていたこともあり、24年ぶりの再現があるかもしれない。 ★【カルミア賞】サトノフローラが新馬戦以来の勝利【フローラS】バウンシーチューンが大外強襲V!【関屋記念】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします
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