おしらせ
【北九州記念】有力馬1週前追いレポート
2011年サマースプリントシリーズの第3戦・第46回北九州記念(GIII、芝1200m)が今週末の日曜日、新潟競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! エーシンヴァーゴウ 準オープン、オープンと連勝して挑んだ前走アイビスSD(GIII)で、1000m戦としては出色と言える2着馬に1馬身3/4差の圧勝。それも新潟直千競馬では不利とされる内めの枠(2枠3番)スタートでのもので、走破タイムもレコードに0秒1差と破格の内容だっただけに本格化は疑いようがない。前走後は厩舎に置かれ調整。いったん緩められた時期もあったが、乗り込み再開後は順調に来ている。5日は栗東坂路で追われ、4F51秒4-1F12秒2(G前追う)をマーク。手応えにお釣りを残しながらの快時計で、一連の好調は維持できていると見ていい。ここで快勝するようなら、GIスプリンターズSでは主役級の扱いが待っている。 エーシンリジル 降級初戦だった前走をあっさりクリアし、再びオープンクラスに戻ってきた。その後短期放牧でひと息入れられたが、リフレッシュ効果か帰厩後の動きには活気に満ち溢れている。4日、今回初コンビを組む川田騎手が跨って栗東坂路で追われラスト1F12秒2(一杯)をマーク。全体(4F)はエラーとなったが、推定で52秒前後か。仕掛けられての反応は鋭く、緩んだ雰囲気は感じられない。上々の気配。馬体面にもグンと重量感が出てきている印象だ。 ヘッドライナー 初の直千競馬だった前走アイビスSDでは、2番人気を背負いながら11着と惨敗。コース適性よりは輸送によるイレ込みがこたえた格好だった。その後は厩舎で調整されているが、キビキビした動きを見せており目だった疲れはない。3日は栗東坂路で追われ4F50秒8-1F12秒5(一杯)の好時計をマークした。ただ、やや気負いながらの走っているようにも見え、前走で直線競馬を走った疲れ、ストレスが取り切れていないのかもしれない。再度小倉への輸送競馬がどう出るか。実力の証ではあるが、引き続き課せられたハンデ58キロはやや見込まれた印象。 テイエムオオタカ 格上挑戦だった前走函館スプリントSでは果敢に逃げて2着と健闘。オープンクラスの古馬相手に互角にやれるところを見せ付けた。前走後は美浦に戻り調整。中間の初時計は7月29日、美浦坂路で出されたが余力十分のまま4F52秒5(馬なり)と、まずまずのものだった。3日に小倉へ輸送済み。現地ではまだ速い時計は出していないが、脚捌きに堅さはなくいい状態を保っている様子だ。最終追いはサラッとやる程度で大丈夫そう。 トウカイミステリー 入念に乗り込まれ、好仕上がりが目につく1頭。7月27日に栗東坂路4F50秒6(一杯)、3日には50秒4(一杯)と好時計を連発しており、ひと息入った影響はまったく感じられない。この馬も既に小倉入り済み。現地での調整も順調に進んでいる。小倉コースは初となるが札幌、函館、中京で勝ち鞍があり、小回りはむしろ得意なほうだろう。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【アイビスSD】今年も牝馬だ! エーシンヴァーゴウが重賞初制覇! ★【安土城S】タマモナイスプレイが惜敗続きに終止符 ★水・木は【北九州記念】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【北九州記念】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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