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【クイーンS】有力馬1週前追いレポート
牝馬によって争われる第59回クイーンS(GIII、芝1800m)が今週末の日曜日、札幌競馬場のメインレースとして行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! レディアルバローザ 前走のGI・ヴィクトリアマイルでは先行して粘りこみ、勝ったアパパネにクビ+クビ差の3着と大健闘を見せた。その後は放牧で連戦の疲れを癒し、ここ一本を目標に据えて7月中旬に函館入りしている。乗り込み再開後の動きはいまひとつだったが、追われるごとに徐々に前進。3日は函館ダートで追われ、5F66秒7-1F12秒4(強め)をマークした。終い重点に負荷をかけられると鋭く反応できており、このひと追いで変わった雰囲気はある。最終追いでビッシリやれば、しっかり仕上がりそうだ。 サンテミリオン アパパネと樫の座を分け合った実力馬だが、春の疲れが重かったか続く秋のGI戦線での走りは奮わなかった。その後は立て直しを図って長期の放牧に。ここを復帰戦に定めてからは、いったん函館に入れられ、その後に札幌に移動。以降、入念に併せ馬を消化する調整が続けられている。3日は札幌のダートコースで古馬1000万下を0秒5追走。楽な手応えをたもったままインに潜り込み、そのまま脚並をそろえて同入フィニッシュとなった。追えば突き放せそうな雰囲気にあり、気配は悪くない。やや体に緩さが感じられるのが懸念といえば懸念だ。 ブロードストリート 前走のマーメイドSで2着と、復調の兆しがある。その後はいったん放牧でリフレッシュ。ここを目標にして栗東に戻ってきている。3日は栗東坂路で一杯に追われ、4F52秒0をマークした。まだ体に余裕を感じるが、札幌への輸送でちょうど絞れてくるか。既に札幌入りしており、最終追いは現地で行われる。 アニメイトバイオ 復帰3戦目の七夕賞で3着。中間は美浦で緩めず調整され、先週札幌入りしている。4日は札幌芝コースで追われ5F73秒8-1F13秒8(馬なり)。単走では走らないタイプの馬で、流す程度の内容となったが気負ったところはなく、スムーズな脚捌きからは好調維持がうかがえた。 アヴェンチュラ 昨冬の阪神JF(4着)で骨折。春のクラシック戦線への参戦は叶わなかったが、復帰戦だった前走漁火Sで快勝を収め、改めてその素質の高さを感じさせた。中1週のため中間は函館ダートで15-15を消化した程度だが、テンションが高いような素振りは見せず、脚捌きもスムーズ。長期休養明けを使われた反動は感じられず、順当に気配を上昇させてきている。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目! レディアルバローザは見せ場たっぷりの3着 ★水・木は【クイーンS】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【クイーンS】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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