おしらせ
【土曜新潟メイン/越後S】得意の距離で決める トーホウチェイサー
今週土曜日、4回新潟開催初日のメインレースにはハンデ戦の準オープン競走・越後S (ダ1200m)が組まれている。 現級勝ちのあるトーホウチェイサーが主役か。久々となった前々走の鳴門Sでは3コーナーの不利が響いて10着に敗退したが、巻き返しを期して臨んだ前走・北陸Sでは中団から鋭く脚を伸ばし2着に好走。勝ち馬のアースサウンドとはタイム差がなく、内容としても上々だった。やはりこのクラスならば力は上位だ。10日の最終追い切りは美浦の坂路を単走で登坂。坂の中盤あたりからスピードに乗ると、最後はビッシリ追われて4F53秒7-1F12秒4(一杯)をマークした。前半に楽をした分だけ全体時計は平凡だったが、キビキビと活気溢れる動きで好調ぶりをアピール。「良い状態を維持している」と柴田光師が話すように、デキに関してはなんら問題なさそうだ。ダート1200mはこれまでに【3.1.1.0】と絶好の舞台。今回も凡走は考えづらく、勝ち負けは必至だろう。 その北陸Sでは最後方からメンバー最速の末脚を爆発させ、4着にまで追い上げたナムラカクレイも注目の1頭だ。人気が予想されるトーホウチェイサーと同斤だった前走に対し、今回は1.5キロ差の恵量。計算では逆転が見えてくるだけに、侮れない1頭となりそうだ。最終追い切りは10日、美浦の坂路で単走追いを敢行。終い重点のメニューで駆け上がると、4F54秒1-1F12秒1(馬なり)を楽々とマークした。軽くゴーサインの出されたラストはスピード感抜群で、一連の好調を保っているとみてよさそうだ。展開に注文がつくだけに全幅の信頼は置きづらいが、ハマれば突き抜けるシーンまで考えておきたい。 このクラスでは再三の好走歴を持つデイトユアドリームが、3歳以来となる悲願のオープン入りを狙う。前走の川中島Sでは人気薄の2騎に足を掬われ僅差の3着に敗退したが、実質トップハンデを背負っていただけに“負けてなお強し”の内容。力の衰えはみられない。前走から約2カ月と間隔は空いたが、この中間は坂路とプールで入念な乗り込みを消化している。10日の最終追い切りは栗東ウッドに切り替えられて攻められると、6F84秒5-3F38秒2-1F11秒6(馬なり)を計時した。併せた2歳新馬をアオる絶好の動きでキッチリ併入。初戦からいきなりやれそうな雰囲気だ。前開催の新潟リーディングに輝いた福永騎手騎乗というのも心強い。狙うなら今回か。 前走(NST賞)は果敢に格上挑戦したグリフィンゲートが、自己条件に戻って約1年半ぶりの美酒へと虎視眈々だ。こちらは逆に中1週と間隔が詰まっているため、この中間は10日の最終追い切り1本のみ。美浦のダートで5Fからスタートすると、楽な手応えのまま5F73秒0-3F42秒4-1F13秒4(馬なり)を記録した。軽めの調整であったが、時計以上のスピード感に加えて、馬体もドッシリと好気配。長期休養があったためこれまで14戦しかしておらず、フレッシュな5歳馬なだけに叩き3戦目の今回、大きな上積みがあっていいだろう。 前走は約5カ月の休み明けに加え、良績のなかった芝で2着に大激走。充実著しいリッカアリュールが不気味な存在だ。最終追い切りは10日に栗東ウッドで行われ、長め6Fから追われる意欲的なメニューを消化。6F81秒2-3F36秒5-1F11秒7(一杯)をマークした。ラストは鞍上のゲキに応えて鋭い伸び脚を披露。叩き2戦目ということもあり、状態はまさに絶好調といったところだろう。得意のダートですんなり先手を奪えれば、もちろん軽視はできない一頭だ。 ★【NST賞】柴田善臣騎手騎乗のドスライスが抜け出して勝利! グリフィンは7着 ★プロの勝負馬券ではこのレースを一刀両断!! ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?
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