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【日曜新潟メイン/天の川S】ここも楽に突破か モンテエン

中間一変の動きを見せているディアアレトゥーサ。外回りコースなら逆襲があってもいい

 今週日曜日、新潟競馬場のメインレースとして行われるのは1600万下条件の特別戦・天の川S (芝2000m)だ。  モンテエンの前走は着差以上に余裕のある勝ちっぷり。今回昇級緒戦になるが、目下の充実ぶりからはここも楽に突破しそうな雰囲気がある。「故障で出世が遅れたが、ここにきて素質が開花しつつあるね。大きなところまで駒を進められる馬だと思っているよ」と、陣営の意気込みは大きい。中間も順調で1週前追い、最終追いと柴田善騎手が跨ったが両日ともに大幅先行の格下馬をアオる絶好の動きを見せた。「ゴーサインを出してからの反応は確かで、動きもしっかり。この暑さにバテることなく、デキは更に良くなっている」と、柴田善騎手は手応えの深さに満足げな表情。「瞬発力もあるので今回の外回りも心配ない」と、陣営はV2を確信している様子だ。    【2.1.0.0】と得意コースの新潟でエオリアンハープは巻き返しを狙う。「前走(6/4湘南S・8着)は前半行きすぎてしまったね。体は増えているが、輸送で減ってしまうから丁度いいはず。折り合いさえつけば直線脚を使えるから、癖を知っているジョッキーで見直したい」と、管理する宗像師は逆襲への意欲たっぷりだ。“癖を知っている”と指名された木幡騎手が跨った最終追いは、美浦ポリトラックで併せ馬。楽な手応えのまま0秒8先行した古馬1000万下を追い詰め、馬体を併せてからは脚色で圧倒しそのまま同入に持ち込んだ。やればいくらでも突き放せそうな雰囲気にあり、やや間隔開いているが絶好の気配に仕上がっている。  前走は8番人気の低評価ながら前々での立ち回りが奏功し、勝利を収めたテーオーティアラ。昇級戦で斤量も3キロ増と楽な条件ではないが、得意の左回りコースで再度の好走を狙う。中間は緩めず乗り込まれ、一連の好調を維持。栗東ウッドでの最終追いは終いだけ重点の内容となったが馬なりのまま1F11秒9と上々の切れ味を見せた。「とにかく左回りが得意、今年は中京開催がないから新潟に合わせて調整しているが、今回もいい感じに仕上げられた。左回りなら昇級でも」と、杉村助手は腕を撫す。今回の鞍上は前走での好騎乗が光った中舘騎手が引き続き務める。その手綱捌きにも注目だ。  ここが今年1月以来久々のレース。ただ、鉄砲駆けするタイプなだけにヒシセンチュリーの上位進出は考えておきたい。デビュー以来掲示板を外したのは2回だけ、降級前の1600万条件では0秒4差の5着があり前走で負かしたのはネコパンチ(後にみなみ北海道S勝ち)とあれば力量面で見劣りはしないだろう。7月下旬の帰厩以来、併せ馬を意欲的に消化する急ピッチな調整が続いているが追われるごとに気配を上げてきており、復帰戦へ向け順調に来ている。最終追いは坂路で2歳未勝利を馬なりのまま抜き去る貫禄の動きを披露。馬体こそ若干太めに写るが、まずは態勢整ったと見ていいだろう。  半年ぶりのレースだった日本海Sを叩かれ、順当に気配を上げてきているのが【1.5.1.1】の新潟巧者・アサティスボーイだ。10日、美浦ポリトラックでの追い切りでは手応えにお釣りを残しながら上々の伸びを見せており、上積みは大きそう。「本質的には小回り巧者なので瞬発力が問われる外回りコースではどうかだが、早めの競馬で粘り込みを図りたい」と、陣営は先行策に託す構えを見せている。  ディアアレトゥーサがガラッと良くなっている。4日は柴田大騎手が跨りハードに攻められたが追い出されると重心をグッと下げて最後までしっかりと弾けた。10日は今回鞍上の江田照騎手が跨って追われたが、余力十分に鋭い伸びを見せた。間隔詰まっているが疲れた様子は皆無で、馬体もいい状態をキープできている。3歳時に勝利を収めている外回りへ条件が変わり、逆襲があってもいい。 ★がんばろう日本! 競馬で被災地に力を! ?応援メッセージ募金?
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