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【サマーチャンピオン(佐賀)】スーニが復活V!! 川田Jは地元で初勝利
16日、佐賀競馬場で行われた第11回サマーチャンピオン(交流GIII、ダ1400m)は、川田騎手騎乗で4番人気に支持されていたスーニ(牡5、栗東・吉田)が3角で早くも先頭に立つと、直線では後続をさらに引き離し、復活の勝利を挙げた。勝ちタイムの1分23秒8は従来のコースレコードを1秒4も上回る早い時計の決着。 スタートでカツヨトワイニングが落馬するハプニングがあったが、大方の予想通り人気を分け合ったトーホウドルチェとエーシンクールディが積極的にハナを主張。バックストレッチに向いた頃にはエーシンクールディが先頭に立ち、その外にスーニ、内にトーホウドルチェがポジションを確保。3番人気のダイショウジェットは中団馬群、もう1頭の中央馬リアライズノユメは後方からレースを進める。 3コーナーに差し掛かると外からスーニが早くも先頭に立ち、2番手に後退したエーシンクールディは内で必死に追いすがる。直線でもスーニの脚色はいっこうに衰えず、直線入り口でエーシンクールディを交わしてジワジワと脚を伸ばすトーホウドルチェに4馬身の差をつけて先頭でゴールイン。2010年の東京スプリント(交流GIII)以来となる約1年半ぶりの勝利を飾った。2着はそのままトーホウドルチェが確保し、さらに1馬身1/2差の3着にはダイショウジェットが入線。3着までをJRA勢が独占する形となった。なお、エーシンクールディは4着に敗れている。 鞍上・川田騎手はレース後のインタビューで「この馬にとっては引っかかるくらいが良い。早め先頭に立ちましたが、バテることはないだろうと思っていました。これまで(地元の)佐賀で勝ったことがなかったので何としてでも勝ちたかった。大きな舞台で勝てて、ホッとしています」と、喜びを爆発させた。 配当は単勝540円、馬連530円、馬単1,320円、3連複450円、3連単3,200円。勝ったスーニは、父Soto、母Enabru(その父Roanoke)という血統。これが交流重賞6勝目で、通算成績を29戦9勝とした。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★東京スプリント(大井)は1番人気スーニが豪快に差し切り勝ち! ★鞍上の川田騎手が『ジョッキーに100の質問』に登場!!
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