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【札幌記念】有力馬1週前追い切りレポート
夏場に行われる唯一のGIIとして、GI級の大物が毎年参戦。昨年の勝ち馬・アーネストリーは、ここを勝ったあと天皇賞(秋)に直行して3着、そして今年の宝塚記念制覇と、このレースをキッカケに飛躍していく馬は多い。今年は8歳にして重賞連勝と素質を開花させたキングトップガンや、GII2勝の実績を持つトーセンジョーダン、1000万から3連勝中のカリバーンなどが参戦。この注目の一戦に出走を予定している有力馬の1週前追い切りの様子を詳細にレポートする! キングトップガン 横山典騎手とのコンビで目黒記念→函館記念と重賞を連勝。目黒記念は51キロという軽ハンデでの勝利だったが、54キロを背負った前走の函館記念もキッチリ勝ち、力を付けてきていることを印象づけた。そんな前走後はすぐに札幌に移動して順調な調整が続けられており、14日にダートコースで5F69秒2-1F13秒7(馬なり)をマーク。力強い脚捌きは相変わらずで、連勝の勢いそのままにキビキビとした動きを見せている。 トーセンジョーダン 2走前の阪神大賞典を右肩ハ行で取り消し、3ヶ月ぶりの実戦となった前走の宝塚記念は9着。裂蹄などにもよりなかなか順調に使うことができないが、GII2勝、昨年の有馬記念で僅差の5着など能力が高いのは明らかだ。札幌に入厩したのは今月11日と遅めで、やや太めに映るものの放牧先でも乗り込まれており、14日にダートで5F69秒6-1F12秒5(一杯)をマーク。今週のひと追いで仕上がるだろう。 カリバーン 昨年末から年明けにかけて、1000万→1600万→オープンを3連勝。その後は休養を挟んで新潟大賞典参戦というプランもあったが、震災の影響で大幅に帰厩が遅れ、このレースで約7カ月ぶりの実戦復帰となる。帰厩後は入念に乗り込まれて14日にはダートで4F56秒6-1F12秒5(馬なり)。長期休養明けということもあり少し迫力には欠けるが、この1週間でキッチリと仕上げてくるだろう。 レッドディザイア メンバー中唯一のGI馬であり実績は言うまでもなく最上位。今回は昨年の有馬記念14着以来8ヶ月半ぶりのレースになるが、7月6日に函館に入厩してからジックリと乗り込まれ、徐々に調教量も増やしてきている。11日は函館の本馬場で追い切り、5F61秒7-1F11秒7(一杯)という調教を消化したが、まだ良い頃の動きは取り戻していない様子。今週の最終追い切りでどれだけ変われるか注目だ。 アクシオン 昨年の札幌記念、前走の函館記念で3着と、パワーの要する洋芝でこれまで【2.2.1.0】と好結果を残している。昨年は宝塚記念からの臨戦だったが、今回は滞在2戦目で調整は至って順調。13日に函館のウッドでは4F51秒1-1F12秒5の好タイムを出しており、明らかに状態は前走以上に仕上がっている。 マイネルスターリー 前走の函館記念では1番人気に支持されるも、スタートで躓き、道中も外を回される苦しい競馬になってしまい8着。それでも勝ち馬との差は0秒6で、力負けではないだけにまだまだ見直せるだろう。この中間も特に気難しい面を見せずに順調に乗り込まれ、ダートコースで11日に6F71秒8-1F12秒7(一杯)、14日に6F74秒8-1F13秒9(馬なり)をマーク。単走だと時計の出ないタイプだが、フットワーク・動き自体は悪くない。 ※関連リンク ★【函館記念】目黒記念もフロックではない! キングトップガンが重賞連勝 ★【目黒記念】軽量51キロのキングトップガンが早め先頭から押し切る ★【白富士S】強い明け4歳牡馬・カリバーンが3連勝で一気にオープン勝ち! ★札幌記念のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★札幌記念出走のアノ馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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