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【クラスターC(盛岡)】ドスライスが6馬身差の圧勝
15日、盛岡競馬場で行われた第16回クラスターC(交流GIII、ダ1200m)は、柴田善騎手騎乗で単勝1.9倍の1番人気に支持されたドスライス(牡5、栗東・森)が、人気を分け合ったラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁)を直線半ばで抜き去り、楽な手応えで一気に突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分10秒4。 各馬揃った中でも、特に速いスタートを切ったのがドスライスだったが、内枠を利してラブミーチャンが先頭を奪う。その直後の外からドスライス、さらに外を大外枠のエイシンタイガー(牡5、笠松・伊藤強)が差なく追走する形に。 4番手以下は大きく離れて3頭の争いになるかと思われたが、4コーナーでエイシンタイガーの手応えが怪しくなり脱落。直線に入り2番手からドスライスが抜け出すと、後はほとんど持ったままの手応えで、最終的には6馬身差の圧勝となった。なお、逃げたラブミーチャンは、後方待機策から大外一気で脚を伸ばしたグランドラッチ(牡6、栗東・中竹)にも交わされてしまい3着に終わっている。 配当は単勝190円、馬連1,250円、馬単1,500円、3連複670円、3連単3,160円。勝ったドスライスは、父Speightstown、母Daisies and Nites(その父Saint Ballado)という血統。これが重賞初勝利で、通算成績を24戦7勝とした。 柴田善臣騎手のコメント 「今日は、震災で苦しんでいる人がいる中で、自分たちが少しでもできることはないかと思いながら来ました。(ドスライスは)いい時と悪い時で気持ちが定まらない馬ですが、今日は4コーナーまでしっかり回ってこれたので、圧勝だろうと思いました。前から乗っている馬で、力をつけているのを感じるので、今後が楽しみです」 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【地方競馬トピックス】超短距離戦シリーズSSS 初代王者はラブミーチャン ★【NST賞】柴田善臣騎手騎乗のドスライスが抜け出して勝利! ★2010年クラスターC(盛岡)は1番人気サマーウインドが快勝
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