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【レパードS】ジャパンダートダービー2着馬・ボレアスが貫禄勝ち

圧巻の末脚で他馬を撫で斬ったディープ産駒ボレアス

 21日、新潟競馬場で行われた3歳限定のダート重賞・レパードS(GIII、ダ1800m)は、単勝2.9倍の1番人気ボレアス(牡3、栗東・吉田)が最後の直線で鮮やかに抜け出し、2着以下に2馬身の差をつけてゴールイン。格の違いを見せつけ、重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分52秒0。  オメガスカイツリー(牡3、美浦・奥平)が後手を踏んだ以外はほぼ揃ったスタートで、そのなかから押してハナを主張したのはタナトス(牡3、栗東・森)。これに内からファストワーカー(牡3、美浦・荻原)が張り合い、結局内枠を利してファストワーカーがハナを切った。  激しい先行争いだっただけにハイペースになるかと思われたが、向こう正面に入ると逃げた2頭がペースを落として折り合いに専念。馬群がグッと詰まって先頭からシンガリまで5?6馬身という遅い流れに変わった。この流れのなか勝ったボレアスは馬なりで中団まで進出。再びペースが上がった3コーナーでも抜群の手応えで追走すると、マクるようにポジションを上げていき最後の直線へ。  いつもよりも前めでレースを運んだタガノロックオン(牡3、栗東・松田博)が早めに仕掛けて直線入り口で先頭に立つものの、ボレアスはこれを外から楽にかわして先頭に。その後は差を広げる一方で、最後は武豊騎手が流すようにしてフィニッシュ。世代トップレベルで凌ぎを削ってきた力を見せつける、まさに余裕の勝ちっぷりだった。  2着には道中3、4番手の内を追走したタカオノボル(牡3、栗東・矢作)が渋太く脚を伸ばし、3着には2番手からレースを進めたタナトスが逃げ粘った。3番人気のタガノロックオンは、残り400mで一旦先頭に立つも伸びきれず、タカオノボル、タナトスに差し返されて4着に敗れた。配当は単勝290円、馬連570円、馬単1150円、3連複16610円、3連単61470円。勝ったボレアスは父ディープインパクト、母クロウキャニオンという血統で、ディープインパクト産駒として初めてダート重賞を制した。 ※詳しいレース結果はコチラ【JDD】4頭接戦のゴール前を制したのはグレープブランデー【レパードS】ディープのDNAが黙っちゃいない!ボレアス重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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