おしらせ
【土曜新潟8R/新潟ジャンプS】今度はキッチリ捕らえる マジェスティバイオ
今週土曜日、4回新潟開催3日目の8Rには、J・GIIIの新潟ジャンプS(障芝3250m)が組まれている。 4歳牡馬のマジェスティバイオが中心だろう。前走こそクリーバレンに足を掬われたものの、これは勝ち馬との斤量差(2キロ差)が響いた印象。2走前の東京ジャンプS(J・GIII)では4馬身差の圧勝劇を演じ、実力は証明済みなだけに、ここでも人気は必至だろう。17日の最終追い切りは主戦の柴田大騎手を背に、美浦のウッドコースで単走追い。15-15のラップを刻みスタートすると、3F過ぎから徐々に加速する。最後は持ったままの手応えで力強い伸び脚を見せ勢い良くゴール板を駆け抜けた。タイムは5F70秒3-3F39秒2-1F12秒3(馬なり)。全身を使ったフォームで目下の充実ぶりをアピール。デキに関しては何ら問題なさそうだ。今回は別定戦のため、クリーバレンとの斤量差は1キロに。今度はキッチリ捕らえてくれそうだ。 前走ではマジェスティバイオの追撃をハナ差凌ぎ切り、障害2勝目を挙げたクリーバレン。前走勝ちの勢いに乗って、2勝を挙げた得意コースで初の重賞獲りに挑む。最終追い切りは17日、美浦のウッドコースで行われた。引き続きタッグを組むこととなった山本騎手が跨り、軽快な脚捌きでスピードに乗る。やればいくらでも伸びそうな手応えで5F67秒8-3F39秒8-1F13秒2(馬なり)を計時し、抜群の動きでこの日のケイ古を終えた。馬体には張りが目立ち、状態は前走以上。再度の押し切りがあっても驚けない。 9カ月ぶりの休み明け初戦となるが、ジャンプ重賞8勝の実績が光るコウエイトライ。先月の下旬から時計を出し始めると、ここまで入念に乗り込まれてきた。17日の最終追い切りは栗東の坂路を単走で登坂。終いに軽く仕掛けられると、4F54秒1-1F13秒4(強め)をマークしてフィニッシュした。この馬の場合はこれで十分。久々だが、態勢は整ったとみていいだろう。 大一番・中山GJでは3着に好走したタカラボス。17日の最終追い切りは美浦の坂路で行われ、素軽い動きを披露した。前走から中6週と一息入れられたが、馬は元気一杯だ。入障後、最軽量となる59キロはこの馬にとって大きなプラス。人馬ともに嬉しい初重賞制覇を果たす可能性は十分だろう。 障害では6戦して5連対。1年9カ月ぶりの実戦を迎えるが、まだ底を見せていないムーンレスナイトが不気味な存在。7月の半ばから乗り込みを再開すると、ここまで坂路とコースで調整されてきた。17日、五十嵐騎手が手綱を取って美浦のウッドで併せ馬を敢行。楽な手応えのまま、馬体を並べてフィニッシュした。タイムは5F67秒0-3F38秒3-1F13秒2(馬なり)。最後は舌を出して遊んでいたが、入念な調整を消化しており一発の可能性も頭に入れておきたい。 ★【東京ジャンプS】伏兵マジェスティバイオがV 田中剛師も重賞初制覇 ★【2010新潟ジャンプS】コウエイトライが重賞7勝目!! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします
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