おしらせ
【土曜札幌メイン/しらかばS】巻き返す材料は揃った モアオバー
今週土曜日、1回札幌開催5日のメインレースはハンデ戦のオープン特別・しらかばS (ダ1700m)だ。 前走のブリーダーズゴールドC(交流GII)では1番人気に支持されたものの、シビルウォーから1秒6差の3着に敗れたエーシンモアオバー。「2着馬(メイショウタメトモ)にピッタリつかれて上手く息が入らなかった」とレース後に藤田騎手が振り返ったように、終始突かれた展開は少々厳しかったか。とは言え、3走前の大沼Sでは再び相見えるパワーストラグルを3馬身千切って完勝しており、自分のペースで競馬ができればここでも堂々の主役を張れる。前走からの間隔が詰まっているため、中間に時計を出したのは最終追いの1本のみ。函館のウッドコースで追い切られると、軽快なフットワークで5F69秒5-3F39秒1-1F12秒4(強め)をマークした。馬場状態(不良)を考慮すれば上々の内容で、前走の疲れはなく、好調と言っていいだろう。札幌ダートは2年前に未勝利戦からこのしらかばSまで一気の4連勝を飾った相性の良い舞台。トップハンデの57.5キロは気になるところだが、斤量負けするタイプではないだけに巻き返す材料は揃ったと言えそうだ。 相手筆頭は久々のクリールパッションだろう。昨年の覇者であり、次走の同条件で行われたエルムS(GIII)を制覇し見事に連勝。唯一の中央重賞馬ということからも、実績ではメンバー最上位の存在と言える。この中間は函館で調整が重ねられ、24日の最終追い切りは津村騎手を背にウッドコースで単走追い。力強い掻き込みでグイグイ進むと、5F68秒0-3F39秒3-1F13秒1(強め)を計時した。馬体はスッキリと仕上がっているものの、動き自体はギリギリ及第点と言ったところか。札幌のダートはこれまで4戦4勝。ハンデはトップタイの57.5キロを課せられたが、地力でいきなりがあっても驚けない。 ここ2走は複勝圏を確保し、安定味の増したパワーストラグルも侮れない。前走のマーキュリーCでは勝ち馬のゴルトブリッツには完敗したものの、2着のメイショウタメトモとはコンマ3秒差。メイショウをものさしにすれば、流れひとつでモアオバーに逆転は可能だ。24日の最終追い切りは札幌ダートで行われ、初タッグを組む安藤勝騎手が感触を確認。ラストに軽く仕掛けられると、応えるように鋭く切れて5F67秒8-3F39秒0-1F12秒4(強め)をマークした。終いの伸びは上々で、デキはさらに良くなっていると言えそうだ。 この夏、函館でオープン特別を2戦消化し、4着→3着と地力強化が見て取れるメダリアビート。24日の最終追い切りは函館のウッドコースでビッシリ攻められると、5F69秒0-3F38秒0-1F12秒3(一杯)を記録した。ラストの脚は時計以上のスピード感で、馬体の気配も良さそう。展開がハマれば先頭でゴール板を駆け抜けるシーンまであってもいい。 ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★【ブリーダーズGC(門別)】3番人気シビルウォーが圧勝! ★【マーキュリーC(盛岡)】ゴルトブリッツが人気に応え2つ目の重賞を手に!
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