おしらせ
【土曜新潟メイン/朱鷺S】秋への始動戦飾れるか ライステラス
明日土曜日、新潟競馬場のメインレースとして行われるのはオープン特別・朱鷺S(芝1400m)だ。 まず注目は3歳牝馬のライステラスだろう。昨暮の阪神JFで勝ったレーヴディソールに0秒3差の3着、明けてチューリップ賞では同じくレーヴディソールに0秒7差と千切られるも2着に入った力の持ち主。クラシック本番では好走ならなかったが、3カ月間の休養でしっかりとリフレッシュ。ここから秋の飛躍を見据える。焦点は仕上がり具合だが、帰厩後の追い本数は2本と正直少ない。ただし17日の1週前追いで美浦坂路4F50秒2を出せており、最終追いでも馬なりでラスト1F12秒4の切れを披露。馬体もスッキリと見せており、まずは態勢整ったと見るべきか。斤量50キロ、新潟での勝利経験といった好材料も復帰戦Vを後押しする。 休み明けで若干緩い仕上がりだった前走・安土城Sでクビ差の2着と健闘したサワノパンサー。1400mはベスト条件だけに、叩かれた上昇度も加味すれば勝ち負け争いに加わってこれそう。やや間隔開いたが、中間は厩舎にずっと置かれ入念過ぎるほどの調整を施されており、最終追いでも坂路でしっかり負荷をかけられ上々の伸びを見せた。「この距離を求めて、ここまでじっくり待って調整。先週はちょっと動きが重かったけど、今週の動きならきっちり仕上がったと思う。左回りの経験は浅いが、この状態なら」と、松元茂師は仕上がりの良さを強調していた。 コスモセンサーの前走安田記念は16着と大敗を喫したが、「ここからというときに不利があったもの」とは管理する西園師。「(京王杯SCで4着など)強い相手によく戦ってきた。メンバーが違うオープン特別に55キロで出られるなんて、おいしすぎるよ」と、仕切りなおしの一戦を前に師の鼻息は荒い。8月中旬の帰厩後、ここまで坂路追いを2本消化。もう一本欲しかった印象だが、仕掛けにはしっかり反応できており力を出せそうな仕上がりにはある。大型馬だが久々も苦にしないタイプだけに、力の違いを見せ付けるシーンも考えておきたい。 5月の谷川岳Sでリディルに0秒2差の2着が光るスズジュピター。新潟芝1400mは新馬戦、ダリア賞とデビュー2連勝を飾った条件だけに上位進出の可能性は十分だ。中間は2週続けて美浦ウッドコースでハードに追われており、力強いフットワークを披露。前走関屋記念時より、幾分かは良化を果たしているだろう。 前走・準オープンの新潟日報賞で鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたのがトゥニーポート。昇級戦だが内回り、2勝している1400mへの短縮という条件替わりを考えれば軽視できない存在だ。中間は馬なり調教がメインで大きな上積みは強調できないが、キビキビした動きからはまずは順調さを保っていると見てよさそう。「いい状態をキープできているね。速い馬が揃っているし、戦法はハナにはこだわらない。2月の東京、そして前走が強かったので左回りが得意なのかも知れない。チャンスは十分にあるはず。ここで賞金を加算できれば後が楽だね」と、加用師は意気込んでいた。 2カ月半の間隔を開け立て直されたアーバニティの気配も悪くない。リフレッシュの効果で毛ヅヤはピカピカ。攻め量も十分で1週前、最終追いと美浦ウッドで抜群の動きを見せている。「体調は本当にいいし、今週の動きも素晴らしかった。58キロでも勝ち負けになってもらわないと」と、古賀慎師は話してくれた。 ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします ★【チューリップ賞】女王は負けない!!レーヴディソール持ったままで圧勝 ライステラスはいったん先頭の2着 ★【安土城S】タマモナイスプレイが惜敗続きに終止符 サワノパンサーが2着
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