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今週の2歳戦「ここが見どころ」

今週はオープン特別・クローバー賞が組まれている。注目は1番人気で新馬勝ちし、中1週でここに参戦することになったオメガホームラン(牡、栗東・安田)だろうか。最終追い切りは函館ウッドで68.6?53.4?39.0?12.4。馬なりの手応えで3歳未勝利馬を0.7秒追走し、0.6秒の先着を果たした。時計的にはデビュー戦前と同じくらいだが、脚捌きの良さは目立っていた。2連勝に向け、いい状態で臨めそう。 上記オメガはダイワメジャー産駒だが、対抗馬となりそうなのはアドマイヤムーン産駒のエクソプラネット(牝、美浦・高柳)。こちらも同じ日の函館ウッドで69.3?54.1?40.9?12.9の時計。強めに追われ、3歳未勝利馬を0.4秒追走し、0.2秒の先着だった。渋太さの感じられる走りで、実戦向きの印象だった。 その他、アグネスタキオン産駒のラテンファンク(牝、栗東・大久保龍)、道営馬ではサンレイレーザー(牡、道営・田中淳)などにも注目しておきたい。 小倉では九州産馬限定のオープン・ひまわり賞が行われる。当欄では2頭のケイムホーム産駒に注目したい。カシノエルフ(牡、栗東・日吉)は新馬2着後に未勝利勝ち(ともに九州産馬限定戦)。日吉師からは「前走後、ソエ気にしていたが、それも良くなり、実際、追い切りの動きも良かった。追って味があるし、カリカリしてきたのも、元々おっとりしているのでいい方に向きそう」とコメント。 ミスマルシゲ(牝、栗東・武田)は前走の九州産馬限定未勝利で8番人気ながら2着に好走。陣営からは「中1週が続いているけど、状態はキープできているし、前走は行きっぷりが良くなっていたね。今回は斤量も1キロ減るし、1勝馬とも差はないと思う」と話が聞けた。 注目の新馬戦は札幌から。日曜5Rにち週中のニュースでもお伝えした“大魔神”のディープ産駒ヴィルシーナ(牝、栗東・友道)が登場するが、マイネル軍団の岡田繁幸総帥が札幌での追い切りにも駆けつけるほどゾッコンというマイネルエクレウス(牡、美浦・畠山重)にも注目だ。1週前追い切りではレースでも騎乗する松岡騎手がまたがり、芝コースで63.7?49.5?36.2?12.0。一杯に追われて上々の伸び。先週の新馬戦で2着のモズベラベラに追走先着していた。陣営からは「背中が柔らかいし、素質を感じます。跳びが大きく芝の長いところが合いそう」とコメント。クラシックまで期待されるマイネル軍団の一番馬候補のレースぶりに注目だ。 同じレースではディオベルタ(牝、美浦・小島茂)も紹介しておこう。小島茂師からは「母がイタリアのオークスで圧勝していますし、この馬も牧場で評判に上がっていました」と期待のコメント。稽古でも軽い走りで、初戦勝ちを狙っている様子。 土曜札幌の5Rはニーレンベルギア(牝、栗東・西園)が注目の1頭。陣営からは「追うごとに良くなってきて、硬さがなくなり、柔らか味が出てきました。いい脚を長くつかうタイプですね」とコメント。また、トーコーレガーロ(牡、栗東・橋田)について陣営からは「乗り込むにつれて素軽くなってきた。ハミ受けも良くなっています」と話が聞けた。 土曜新潟5Rではケイアイスピリット(牡、栗東・白井※写真)。白井師からは「坂路で51秒台をマークしている。走ることは間違いない。短いところ向きかとも思うが、フットワークが大きいのでまずは1600mに使ってみる。柔らか味があるので芝の実戦に行ってさらに良さそうな感じ」と話が聞けた。 同じレースのショウナンカプリス(牝、美浦・伊藤大)について伊藤大師は「速い時計は少ないが、坂路中心にじっくり乗り込んで仕上がった。血統的に期待は大きく、気性も新馬向きなので初戦から楽しみ」と話す。また、このレースは松山康師が「先週4馬身差で勝ったサウンドオブハートとも素質は引けをとらない」と話すトランドネージュ(牝、美浦・松山康)、ブレイクランアウト半弟のディープ産駒エネアド(牡、美浦・戸田)など評判馬が揃っており、注目の1戦となりそう。 ★ひまわり賞の出走表・指数Xはこちらからクローバー賞の出走表・指数Xはこちらから
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