【小倉2歳S】有力馬1週前追い切りレポート

　今週末日曜日、小倉競馬場のメインレースとして予定されているのが第31回小倉2歳S(GIII、芝1200m)だ。この注目の一戦に出走を予定している有力馬の1週前追い切りの様子を詳細にレポート！ マコトリヴァーサル 8月7日の新馬戦（小倉）では、ほぼ馬なりでハナへ。そのまま軽快な行きっぷりを見せ、直線半ばで追い出されるとしっかり伸びて後続を5馬身突き放す圧巻の勝利でデビューを飾った。しかもその突き放された2着馬が後にオープン特別・フェニックス賞を勝利するメイショウハガクレだっただけに器の大きさは計り知れないものがある。中間は厩舎に置かれ調整。24日は栗東坂路コースで新潟2歳Sへ出走予定の僚馬ジャスタウェイを追走したが、脚色で圧倒したままあっさり突き放してみせた。時計も自己ベストを楽に更新する4F51秒8、さらにいい状態で向かえそう。 シゲルスダチ 前走のフェニックス賞では3コーナーで挟まれる致命的な不利。それでもなんとか盛り返し、メイショウハガクレに半馬身差の2着まで詰め寄った。不利がなければ圧勝まであったと考えられ、力量は世代上位と見て間違いない。中1週のためこの中間は速い時計を出していないが、テンションが上がるようなところは見せておらず連戦の影響はなさそう。いい状態をキープしていると見ていいだろう。 エピセアローム デビュー戦は新潟2歳Sに出走予定のダローネガにクビ差及ばずの2着だったが、続く未勝利戦では1秒0差の大圧勝。ひと息入ったが、24日に栗東坂路で2歳未勝利馬を馬なりのまま抜き去っており、あとひと追いで力を出せる態勢は整いそう。なお、新潟2歳Sとのダブル登録でそちらに回る可能性もある。 ゴーイングパワー 7月24日のメイクデビュー京都で危なげない勝ちっぷりを披露。スローペースだったため走破タイムこそ平凡だが、追われての伸びは秀逸で昇級のここでも。デビュー戦快勝の反動はなく、前走後も入念に乗り込みが続いておりグングン気配を上げてきている。25日は栗東ウッドで和田騎手が跨り、3歳未勝利馬を6馬身後方から追走。終いにビッシリ追われると上々の伸びをを見せ2馬身突き放しての先着フィニッシュを果たした。やや太めだった体もこのハードトレできっちり絞れてきそう。万全の態勢。 キンシツーストン ダート1000mのデビュー戦は軽快なダッシュからそのまま押し切って、後続を6馬身ブッ千切る圧巻の内容。初の芝戦がどうかだが、馬場が渋るようならこの馬に出番が回ってきてもおかしくない。中間はひと息入れられ、28日が中間の初時計。栗東坂路で古馬500万下を追うも、ラストの伸びを欠き2馬身突き放されての遅れ入線となった。ただ、全体時計4F52秒2は悪くない。ここでビッシリ追われての変わり身に期待できそう。 ★【メイクデビュー小倉】マコトリヴァーサルが逃げ切り勝ち! ★【フェニックス賞】メイショウハガクレが好位抜け出しで初勝利　シゲルスダチは2着 ★小倉2歳Sのデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★小倉2歳S出走のアノ馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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