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【キーンランドC】4連勝でカレンチャンが夏の短距離王へ王手
28日、札幌競馬場で行われたキーンランドC(GIII、芝1200m)は、断然の1番人気に支持されたカレンチャン(牝4、栗東・安田)が直線入り口で早々と先頭に立つと、後続の追撃を最後まで抑えて勝利。阪神牝馬S→函館スプリントSに続き重賞3連勝とし、条件戦から継続している連勝を『4』に伸ばした。勝ちタイムは1分8秒6、鞍上は池添騎手。 各馬横一線の揃ったスタートを切ると、アンシェルブルーとカレンチャンの牝馬2騎が積極的にハナを主張。これにパドトロワ、マヤノツルギ、シャウトライン、サープラスシンガーが加わり、激しい主導権争いが繰り広げられる。結局内枠のサープラスシンガーが先頭に立ち、早いペースでレースを先導。カレンチャンとパドトロワは差のない2、3番手から追走し、人気を分け合ったジョーカプチーノは7番手で流れに乗る。 3?4コーナー中間地点でシャウトラインが脚を失い、外から楽な手応えでパドトロワ、カレンチャンの2頭が押し出されるように先頭へ。馬体を並べたまま直線へ向くと、内にいたカレンチャンがパドトロワをスッと交わして早くも先頭に立ち、好位から渋太く脚を伸ばしたビービーガルダンの追撃をクビ差制して先頭でゴールした。さらに、2着のビービーガルダンからハナ差の3着にはパドトロワが入線。なお、ジョーカプチーノは直線で伸び脚を欠き9着に敗れている。 配当は単勝190円、馬連1,790円、馬単2,320円、3連複5,010円、3連単19,290円。勝ったはカレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケット (その父トニービン)という血統で、半兄には10年京阪杯を制したスプリングソングなどがいる。なお、カレンチャンはこの勝利でサマースプリントシリーズのポイントを20Pとし、夏の短距離王へ王手をかけた。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【阪神牝馬S】カレンチャンが叩き合いから抜け出し重賞初制覇!! ★【函館スプリントS】カレンチャンがサマースプリントシリーズ制覇へ好発進
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