おしらせ
【新潟2歳S】セイウンワンダーに続くか!? モンストール
美浦 南P 良 一杯 54.1-38.5-12.2 これまで数々の重賞馬を輩出したJRAブリーズアップセールから、今年も新星が現れた。モンストールは先月16日のデビュー戦で好位から鋭く伸び、2着馬に3馬身半差をつけて快勝。すでに完成されたとも思わせる大人びたレースぶりで、初陣を飾ってみせた。今回は一気にメンバーが強力になるが、前走の走りができれば先頭で駆け抜けるシーンがあっていい。 前走後は早くからここを目標に据え、坂路とコース追いで入念な調整が重ねられており、うち4本の併せ馬を敢行するなど意欲的なケイ古を消化している。25日の1週前追い切りでは美浦ウッドでノボジュピター(古馬500万下)を長めから追走し、6F84秒7-3F39秒2-1F12秒8(強め)をマーク。1馬身の先着を果たし、自身の走りでデキの良さを示してみせた。 そして迎えた30日の最終追い切りはポリトラックコースに切り替えられ、先週と同パートナーを2馬身ほど追いかける形からスタート。軽快な脚捌きでジワジワ差を縮めると、3角で内にスッと潜り込み馬体を並べたまま直線へ。最後の攻防では叩き一杯に追われる僚馬をアッサリと突き放し、この日も1馬身の先着で追い比べを制してみせた。仕掛けられてからの反応は素晴らしく、終いの時計も上々。デキは前走より良くなっているとみて良さそうだ。 「最後までしっかり伸びていて良い追い切りができました。ほぼイメージ通りでしたね」と、管理する尾関師は愛馬に合格点を与える。気になる1F延長については「スタミナのある母系ですし、調教で見る限りテンションも上がっていません。対応出来ると思います」と、色気たっぷりに答えてくれた。 JRAブリーズアップセールといえばエイシンオスマンがこの春を賑わせたが、3年前の当レース覇者セイウンワンダーも同セール出身馬。同馬はこのあと連勝でGI・朝日杯FSを制し、最優秀2歳牡馬に輝いた。偉大なる先輩にモンストールは続くか、注目が集まる。 ★【メイクデビュー新潟6R】モンストールが3馬身1/2差の快勝 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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